【長く愛せる暮らしの道具】おしゃれな人の暮らしのスタンダード③(後編)

Comehome!
2026.02.16

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

何を選べば幸せかを見極め、自分のスタンダードを探し、心地のいい住まいを手に入れた人たちのストーリーをお届けしています。前回(③前編)より登場するのは、骨董市や古道具店などに足を運び〝好き〟を探す坂井さん。後編では、暮らしの道具を中心に、もの選びで大切にしていることについてうかがいました。

この記事は、Come home! vol.67より抜粋しています。

暮らしをともにする道具を選ぶときは
いい思い出を一緒に紡いでいけて
長く愛せるものを選びたいと思っています 
〈板井亜沙美さんのスタンダード〉

☑︎暮らしの道具は、
うきうきしながら使えるものを

BIERTAのアイロン台


産休明けにわが家に迎えた木のアイロン台。デザインも機能面もお気に入り。苦手だったアイロンがけを楽しい家事に変えてくれました。娘にも引き継ぎたい日用品です。

PLECOのエコバッグ


コンパクトにしまえるうえ、 土にかえる素材なのもよくて。可愛いから、お出かけ用として使うことも。

ステンレスのジョウロ


プラスチックではないものを探して購入。黒がインテリアの差し色にもなり、置きっぱなしでも可愛くて。

羊毛のダスター


見た目がいいから出しっぱなしでも大丈夫。気になったらすぐ手に取って、ささっと掃除できちゃいます。

 

父の作った脚立


「こんなのがあったら便利」を自分で作り出せる父。シンプルな脚立をリクエストしたら作ってくれました。

最近はものを選ぶ基準に、長く愛せるかどうかも加わってきました。長く愛するというと普遍的なデザインをイメージされがちだけど、少し違っていて。私にとって大切なのは長く愛するためのストーリー。たとえば、父と汗水たらして一緒に作った造作棚。作家さんの作品を購入した際に添えられていた直筆の手紙。 こういった人のぬくもりを感じられると、ものへの愛着がいっそう深まるんです。そんな考えに行き着いたのは、数年前の引っ越しがきっかけ。急ごしらえでそろえたものは愛着なく手放し、手もとに残ったのはなにかしら物語を携えているものだったんです。

☑︎時短のためのコーナーも楽しい場所に


娘と食事をするのに少しでも時短になればとキッチンの中にテーブルを作りました。親子3人でここに座って食事しています。


距離が近いから準備も娘の食事の補助も片づけもラクちんで、機嫌よくいられます。居心地よい暮らしの秘訣です。



骨董市で出会ったピューター製の人形。おかっぱヘアが娘に似ていてお持ち帰り。


娘のファーストスプーンは、額装してアートに。



古い水さしは、ラフに花をいけるのに活躍。ただ置いているだけでもアクセントに。

新品を買う場合は、娘に引き継げるかという視点も大切にしています。骨董市に出かけると、古くて良質なものがたくさん見つかります。新品も10年もすれば古いものになっていく。だからこそ少し値が張っても天然素材で地球にもやさしいものを。そして5年10年、 その先も長く使えるかじっくり考えるんです。今もSNSなどで素敵な人がもっているものを見ては、おそろいが欲しくなることもあって。そんなふうに気持ちがうわついたときは〝簡単に手に入るものは簡単に手放してしまう〟という言葉を思い出して立ち止まるんです。自分自身の目線で心から好きと思えるか、長い期間愛着をもてるかを冷静に考えます。そしてじっくり選んだものを大切に使い、思い出とともに娘にもつないでいきたいんです。

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