【7月の花】ハーブをいけて香りを楽しむ
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
フラワースタイリストの増田由希子さんに、ナチュラルなインテリアに似合う季節の花とその特徴や扱い方、アレンジしやすい花器について教えていただきます。7月はハーブを取り上げます。
摘みたてのハーブを束ねて保存瓶にさっといけると
日々の暮らしに寄り添う気どりのない雰囲気に
ルピナスとジャーマンカモミールを中心に、ラベンダー、バジル、ゼラニウムで花束を作りました。あえて花瓶を使わず、「アルク」の保存瓶を花瓶代わりにすることで、今庭で摘んできたハーブをいけたかのような、ナチュラルな雰囲気を感じさせることができます。
水につかる葉は取り除いて
花瓶の高さに合わせて茎の長さをカット。束ねる位置を決めて、そこから下の葉は手や花バサミを使ってさっぱり取り除きます。葉が花瓶の水につかると水が濁って
雑菌が繁殖しやすく、花が長もちしないので、思いきって葉を整理して。
ハーブの花束を作るときは、まず花を中心にもってきて、まわりにグリーンを添えていくと、きれいにまとまります。
ほうろうの洗面器も好相性
ハーブは暮らしのなかでよく使われるワイルドフラワー。お庭やベランダで栽培している方も多いことでしょう。気どった花器よりも、ふだん使いの器にさっぱり飾るほうが好印象です。ほうろうの洗面器やピッチャー、保存瓶はもちろん、中に落としを仕込んだバスケットに合わせても、可愛らしい景色がつくれます。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。