【既存品が変身!】DIYでわが家をもっと愛しい場所に①(後編)

Comehome!
2025.06.10

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

現状のわが家に対する不足感や悩みはつきもの。足りない物を買って済ませるのもいいけれど、その前に家にあったサイズで作ってみようーー。手間ひまをかけてでも、もっとわが家を愛したい!そんな気持ちで暮らす人たちの暮らしをお届けします。前回(①前編)より紹介しているのは、既存品にひと手間加えるDIYで、居心地の良い空間をクリエイトする菊地さん。前回の子供部屋や玄関に続き、ここではキッチンやサニタリーの工夫も見せていただきました!

この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。

一から自分で家具を作らなくても
既存のニッチや洗面台に
扉や引き出しを足すだけで
ぐんと可愛く使いやすくなります
わが家にはそんなコーナーがいっぱい

〈菊地祐花さん〉


食器棚は2つとも製作。右側は、実は2台目。 盛りつけたお皿を置くスペースが狭かったので、カウンタートップを長くしました。



入居の際のリフォーム時に大工さんが作ってくれたニッチに、自分で跳ね上げ扉をつけました。



引き出しの中の仕切りも手作り。

今では大胆に部屋を改造してしまう私ですが、最初は技術も道具もなく、不安でいっぱいでした。そんなある日、ホームセンターのおじさんに「プロじゃないんだから、上手にできなくてもいいんだよ」と背中を押してもらって。そうか、自分が楽しめればいいんだなと、ポジティブな気持ちになれたんです。とはいえ、最初は板をまっすぐ切ってネジを打つだけの簡単なものから始めました。そのうち、キッチンのニッチに扉をつけたり、引き出しの仕切りを作ったり。

 

洗面台に引き出しをプラス


洗面台の下は枠だけあるオープン収納でした。出し入れしづらかったので引き出しを作ると、使い勝手が格段によくなり、収納力も向上。

 

洗面所の窓辺やすき間にひと手間


窓の下にある開閉用のレバーを操作できるよう、上げ下げ窓を作ってはめました。洗濯機脇には棚柱とカフェ板で棚を作り、収納に。

少しずつできるようになると自信につながり、サニタリーでは、収納棚に入れる引き出し作りにも挑戦。 一見難しそうに思えますが、スライドレールを使ったら、とても使い勝手がいいものができました。この仕組みを考えた人って天才!蝶番や棚柱などの金具も使えるようになると、できることの幅が広がりました。 暮らしに合わせてカスタマイズすると、使いやすくなるし、見た目も可愛くなるのがいいですね。

 

わが家をおしゃれにしてくれる
便利なアイテム 

【スライドレール】


比較的取り付けやすいローラー式スライドレールを使用。


息子たちの下着をしまったら2階まで取りに行く手間が減ったと大喜び。



DIYした窓枠の側面にマステで貼って固定。



このバネで、窓枠を上げたときその場でぴたっと止まります。「Amazon」で購入。

 

【アジャスターボルト】


柱を立てるのに使ったのは、わずかなすき間でもつっぱれるアジャスターボルト。



床のへこみ防止のため、下に板を敷きました。

DIYって趣味のお菓子作りと似ているなって思うんです。本や動画で構造や作り方を調べて、手順どおりやればちゃんとでき上がるんだなって。自分に合った方法を見つけられればもっと楽しくなるのも同じ。 わが家をカスタマイズして家事効率が上がったことで、子どもと遊ぶ時間がふえました。それに、家の中がよりリラックスした雰囲気になったみたいで、訪れる友人たちも自分の家のようにくつろいでくれます。

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