【約31坪・3LDK】欧風の外観やリビングの薪ストーブ、間取りにこだわり大満足!天然漆喰で居心地のいい家づくり(宮城県)

Comehome!
2024.02.12

大好きなヨーロッパの風景で見たような
真っ白い漆喰を生かした家を建てました
天然漆喰の自然なはたらきで
住み心地もずっといいんです
〈Kさんの家〉

青い空と白い壁のコントラストが、ヨーロッパの風景を思い起こさせるこの建物は、宮城県のKさんファミリーの家です。Kさんが心に抱いていたイメージぴったりの家を建てる工務店「私のしろい家 株式会社西建」と出会い、大満足のマイホームになったそう。気になる室内の様子を見せてもらいながら、家づくりのこだわりや住み心地について、語っていただきました。

MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども2人
建物/新築戸建て
延べ床面積/101.98㎡(30.85坪)
〈1F:62.24㎡(18.83坪)、2F:39.74㎡(12.02坪)〉(建坪:約19坪)
施工会社/私のしろい家 株式会社西建

吹き抜けのリビングは開放感があって
家族がいつも集まっています
階段を上がる時もキッチンの前を通る
間取りにしました

Kさんの家のリビングダイニングは約13帖ほど。対面キッチンはゆるやかな曲線で仕上げた下り壁で仕切り、空間全体を見渡せるカフェのような雰囲気です。

英国留学中に出会ったというKさんご夫婦。特に奥さまは「ヨーロッパ調の家が好きだったんです。家を建てるなら、“可愛い家”がよくて。白い壁で、オレンジの屋根で、カフェ風で…。そんな憧れを持っていました」。マイホームの新築を考えはじめ、色々な住宅を見て回りましたが、なかなかイメージに近い家は無かったといいます。その頃、自宅に投函された「私のしろい家 西建」の広告に目を留めた奥さま。そこに載っていたイメージ画に心惹かれ、すぐに問い合わせました。「展示場に来てみたら、イメージにドンピシャで。こんな家を建てたい!と、もう他のメーカーさんは頭に無くなり、お願いすると決めました」。当時は、山形県に住んでいたKさん。新居はご主人のご実家近くの宮城県に建てる予定だったので「西建さんは山形の工務店なので、宮城県では建ててもらえないかもと心配したのですが、相談したらOKしていただけました」。そんな流れで、家づくりがスタートしたそうです。

床は全てパインの無垢床と天然素材の塗料で仕上げています。リビングダイニングには、本格的な薪ストーブが鎮座。薪ストーブの台は西建の職人さんの手によって割石で仕上げたもの。

家づくりでこだわったのは、ご主人が欲しかったという薪ストーブだそう。奥さまはもともと関西出身で、「これまで薪ストーブには縁がなかったんですが、付けられるならぜひとお願いしました」

濃い色の重厚な梁の上は吹き抜けで、解放的なLDK。真冬に薪ストーブを使うと2階まで温まり、光熱費も抑えられるのだそう。

また、間取りにも大事なこだわりが。奥さまのご実家では玄関からすぐに家族の顔を見ず2階に上がれるような間取りだったことから「2階に行くときにはリビングを通って行く動線にしたかった」といいます。対面キッチンに立てばLD全体が視界に入り、「吹き抜けなので音が伝わりやすい面もありますが、開放的で居心地はすごくいいんです」。家族全員がリビングで過ごす時間が長く、コミュニケーションが取りやすい家になったそう。

ダイニングの隣には「家を建てる前から欲しかった」という小上がりの畳スペース(4.5帖)も。西建スタッフのアドバイスで、畳の下は引き出し収納に。仕切りはあえて設けず、広々とした空間になりました。

家の中で1番好きな場所はやっぱりリビング、と奥さま。「吹き抜けで、全体が見渡せて。忙しくてなかなかゆっくりできないですが、そんな中でもリビングに座って薪ストーブを眺め、コーヒーを飲んでいる時が、一番幸せを感じます。テレビをつけていなくても大丈夫で、コーヒー何杯でも飲めます(笑)至福の時間ですね」。キッチンにもすぐ行けるし、扉を開け閉めすることがあまりない作りにしたのも良かったそう。

キッチンには棚を造作し
見せる収納を楽しんでいます

大きな窓と隣のパントリーにも窓を設け、北向きでも明るいキッチン。後ろの作業台や壁面の棚は造作してもらいました。奥さまの背に合わせた高さで作ってもらったので、とても使いやすいそう。「西建さんだから、わがままを言っても対応してもらえてありがたかったです」

レンジフードには板を、コンロ周りにはレンガタイルを貼ったりと、すみずみまでこだわりが。造作の棚に可愛い雑貨やキッチングッズを並べ、インテリアを楽しむ様子も伝わってきます。

白と青をベースにした
さわやかなサニタリー

脱衣洗面所の板壁や棚板などはホワイト系の塗料で塗り、明るく清潔な雰囲気。こだわりの洗面台はブルーのタイルやアンティーク風の水栓やシンクを選びました。

そして、この家最大のこだわりは「私のしろい家」の名のとおり“漆喰”です。特に「社長さんの漆喰愛はすごい!」そうで、外壁も室内も全て、天然漆喰で仕上げています。西建はもともと、100年以上続く左官業の歴史と技術を受け継いだ工務店。腕の立つ職人さんが社員として活躍しているおかげで、コストも比較的抑えながらも、曲線を生かしたニッチや下り壁などの凝った意匠まで対応できるのです。

漆喰は、スイス漆喰「カルクウォール」を使用。国産のものよりもアルカリ性が強く、調湿や消臭、空気を浄化する作用も高いのだそう。さらに有機物を分解する作用もあることから、「漆喰壁にコーヒーや赤ワインをこぼしたことがあるんですが、そのままにしていたのに数ヶ月後にはシミが消えていました」というから驚きです。

「漆喰が湿気を吸ってくれるおかげか、カビっぽさも無いです」。また、天然ウール素材の断熱材が使われていることもあり「夏はすごく涼しいし、冬はあったかいんです。玄関に一歩入ると、外と全然違うんですよ」と奥さま。また、猫を飼っているそうですが、クロスよりも漆喰壁の方が爪痕などの傷が目立ちにくく、汚れも全体的には目立たないのも良かったことだそう。

階段の踊り場周辺も絵になります

採光の窓が並ぶ漆喰壁が素敵なコーナーです。温かみのある曲線を生かしたアイアンの手すりも、西建の職人さんによるハンドメイド。キャンドル型の照明との相性もぴったりです。

階段を上ったところにあるホールの突き当たりには、1.5帖ほどの書斎スペースを設けました。「地中海沿岸地域の狭い路地」をイメージしたそう。アーチの下り壁には、お気に入りの色のタイルをあしらって。

書斎スペースから1階を見下ろすと、リビング全体の様子がよく見えます。

子ども部屋には
ロフトやデスクを造作

2階には10帖の子ども部屋が。仲良し兄弟が並んで眠れるロフトベッドを設けました。欲しい家具を相談し、家に合わせて造作してもらえるのも、西建の家づくりの魅力です。

ベッドの反対側には、2人が座れる幅のデスクを造作。壁面に2つ並んだアーチは、LDの上の吹き抜けに面しています。

2階には6帖の主寝室もレイアウト。インナーベランダや、3帖のウォークインクロゼットも併設しました。

お気に入りのステンドグラスや
照明が映える玄関に

玄関ホールもコテ跡を残した漆喰壁。曲線仕上げの天井にも職人技が光ります。奥さまが選んだステンドグラスが空間に華を添えて。

玄関に入ってすぐの正面に1帖の収納スペースが。棚を豊富に造作しているので、靴やものをたっぷりとしまえます。扉を閉めれば見た目もスッキリ。

「家自体が可愛いから、いつもなるべく綺麗にしておきたいという気持ちがあります」と奥さま。

ヨーロッパ風の可愛い外観は
近所の方にも好評!
 

オレンジの瓦屋根と煙突の組み合わせの、コンパクトながら「私のしろい家」らしい魅力がぎゅっと詰まったデザインです。近所の人に「とてもいい家ですね」と声をかけられたり、カフェと間違われることもあるそう。壁に白いタイルをさりげなくあしらったり、割石や枕木を敷いた外構も素敵。ガーデニングも楽しめるように作り上げました。

西建との家づくりの思い出を改めてうかがうと「とにかく楽しかった!社長さんも奥さまも優しくて、居心地が良くて、毎週打ち合わせに行きたかったくらい(笑)。当時は子どもも小さかったけれど、キッズスペースもあって、安心して相談できました」。家づくりでこだわりたい部分、お金をかけたく無い部分なども細やかに汲んでもらえて、配分も考えてもらえたそう。パーツ選びにお店まで同行してもらったり、「西建さんと一緒に考えて家を作っていく感じがすごく良かった。そこが一番、楽しかったです」。急いで建てる必要はなかったので、ステンドグラスや照明などひとつずつ時間をかけて自分で選び、こだわることができたそう。また、西建はアフターフォローも細やか。この家を建ててから数年経過した現在も、双方の良いお付き合いが続いています。「いいことしかない、理想の家になりました。本当に大満足で、おうちが楽しいです!」と、生き生きと語ってくれました。

株式会社 西建

山形県山形市妙見寺97-1
TEL:0120-292-866
公式サイト: https://yamagata-nishiken.co.jp
Instagram: @watashino.shiroi_ie
Facebook: @ynishiken

 

この工務店の施工例の記事はこちらから>

 

 

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ