大切にしたいのは眠りにつく時間? 寝起きの時間? 過ごし方で変える「寝室の色」

今日のひとしな
2024.04.19

〜「カラーワークス」より vol.19 ~


こんにちは、カラーワークスの灰野です。
さて、今日ご紹介するのは「寝室」の色。睡眠の質は心身の健康に深く関わりがあると言われていますが、皆さんはどう過ごされていますか?


今回は、そんな寝室の過ごし方にあわせたおしゃれなインテリアカラーをピックアップ。自分のタイプにあう色は、どんな色なのかチェックしてみましょう。壁一面ならDIYで簡単に塗り替えることもできるので、自分のタイプにあわせてチャレンジしてみてください。

寝るまでの時間は
比較的ゆっくり過ごすタイプ
→[青・ニュートラルカラー]


ベッドの上で本を読んだり、家族と語らったりして、寝るまでの時間を寝室でゆっくり穏やかに過ごす方に向いているのは、青や紫系統のような静かな色のグループやグレージュ、ベージュのようなニュートラルカラーのグループ。


青色には、実は副交感神経を刺激して「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンを分泌させる効果があります。このセロトニンが、心拍数や呼吸数などを抑え心身をクールダウンさせてくれるので、青をメインカラーにしている寝室では、落ち着いた気分で眠りにつくことができます。


ただし、朝すっきりと起きることができないという方は、ベッドから出たくないモードになってしまうのでご注意を。ちなみに、多くの人にとってストレスフリーな色であるグレージュやベージュなどを含むニュートラルカラーのグループも、穏やかな時間を寝室で過ごすにはもってこいの色。


心身を刺激することがない優しく穏やかな色合いで自然素材にもよく合いますし、暖かみのある柔らかな照明光とも相性抜群。ウォームカラーが多いので、寒々しく感じてしまいがちな北向きの寝室に、ほんのりとした温もりを感じさせてくれるのもGOOD POINTです。

 

朝は快活にスッキリと起きたいタイプ
→[黄色・シャイニーな煌めきのある柄クロス]


夜よりも、寝起きの朝の時間が大切な方も多くいらっしゃいますよね。早起きをして朝の時間にお仕事をしたり、子どもたちのお弁当作りをしたり……やることが多い方たちにとって、寝起き直後からONのモードに気分を持っていくことは大変です。そんな皆さんをサポートしてくれるのが、太陽の光をイメージさせるポジティブカラーの明るい黄色。曇りの日でも、室内を明るく見せてくれたり、モチベーションを高くしてくれるので、快活でスッキリとした気分を与えてくれます。


DIYでは難しいかもしれませんが、シャイニーな煌めきを持つ柄物の壁紙もおすすめです。ゴールドやシルバーが施されている柄物の壁紙は、どちらかというと海外の壁紙に多いですが、ギラギラとしているのではなく、ちょっとした光も上品に反射し明るい雰囲気を作ってくれるので、曇りの朝でも素敵な雰囲気を演出してくれます。

 

大人っぽい雰囲気を求めるタイプ
→[ダークカラー]


寝室に大人っぽさやうっとりするような美しさを取り入れたいなら、思い切って赤や紫系のダークカラーを取り入れてみては。ダークカラーは寝室を明るく照らすことはありませんが、驚くほど綺麗な光のグラデーションを作り出してくれます。


私たちは、色や光が作り出すグラデーションに心を奪われやすいので、ドラマチックな寝室作りをすることができますよ。

さて、皆さんはどのタイプが当てはまりましたか? 気になった色があったら、ぜひDIY塗装にチャレンジをしてみてください。DIYは難しいかも……という方は、塗装工事でも実現可能なので、ぜひご相談ください。

 

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