デザイナー安積朋子がデザインした「フローチェア」はシンプルなインテリアにぬくもりを添える一脚 

令和の家具事典
2024.08.20

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

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No.19 フローチェア アイテム№7800

 

 

100年以上の歴史を持ち、日本でも愛され続けているアーコール社において、日本人として初めてデザイナーに採用された安積朋子さん。1989年、京都市立芸術大学デザイン科環境デザイン科を卒業後、 設計事務所にて勤務。1992年に渡英し、ロイヤルカレッジ・オブ・アートの家具科にて学びました。 1995年に卒業後、安積伸と共にロンドンにてデザインユニット「AZUMI(アズミ)」を設立。 100%Design展(1996〜1998年)、Happening展(1999年、2000年)、サローネ・サテリーテ(1999年)などで作品を発表。 Lapalma(ラパルマ)、E&Y、Guzzini(グッチーニ)、Isokon Plus(アイソコン・プラス)などと協働し、家具、インテリアプロダクトを開発。 店舗のインテリアデザインや展示会の空間構成など、空間デザインも手掛けています。 2005年に個人事務所「TNA Design Studio」を設立し、ソロとしての活動を開始。2009年には英国の最高裁判所の家具をデザインしました。 2015年にアーコール社の為にデザインしたFLOW(フローチェア)は、女性らしい優しいフォルムに、 アーコールの曲木の技術、スタッキングする機能を兼ね備えた一脚です。

Tomoko Azumi/安積朋子 1966年生まれ、広島県出身のデザイナー。Flow Chair(フローチェア)の生みの親。

 

安積朋子さんらしい素敵なデザインと機能性



アーコールの得意とする曲木で造られる、繊細で美しい背中の曲線が特徴です。触れることで木のなめらかな質感やあたたかな素材感を感じることができるところも、女性らしさを感じる所以。

 

アーコールらしい、スタッキングできる機能性も魅力的です。この機能と曲木の曲線を活かしたデザインを兼ね備えるために、相当な時間を費やしてようやくできた完成度の高い一脚です。

Size:W490 D530 H760 SH460(約mm)
Material:アッシュ材(ラッカー仕上げ)
Designer:Tomoko Azumi(安積 朋子)



フローチェア コーディネート例



木のぬくもりを感じる優しいフォルムはいつまでも安らぐ空間を演出してくれます。

シンプルでスタイリッシュなテーブルと合わせても素敵です。
あらゆるシーンやスタイルにもマッチしてくれますよ。

 

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現行品が見られるお店はこちら

「ダニエル」元町店

〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町3丁目126
TEL:045-661-1171
電話受付:10:30~18:30  
定休日:月曜日
HP:https://www.daniel.co.jp/
Instagram:@yokohama.daniel

 

アーコールオフィシャルWEB
www.ercol-japan.com

※事前の告知なしに価格や商品の廃盤、デザイン変更の可能性があります

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