総予算5500万円で東京にマイホームを建てるには土地代を半分に抑えたい。でも現実は…!

特集:世帯年収900万夫婦のマイホーム計画
2024.08.20

※Come home! webに掲載された記事を転載しています


マイホームを計画中のOさん家族。家づくりの依頼先も決まり、まずは土地探しです。総予算5500万円のなか、希望する土地は見つけることができたのか、その様子をご覧ください。

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駅やスーパーが近くて、間口が広い土地が理想! でも現実は…


船水さん:土地を探すうえで希望条件をお教えください。


パパ:いちばんはエリアですね。夫婦ともに都心にある勤め先まで電車通勤です。なので、遠いのはしんどいかな。


ママ:そうだね。できれば、乗り継ぎなしでいけると最高だけど。やっぱり仕事場までの距離がいちばん気がかりだよね。車があるので、とめやすさも大切かな。


パパ:あとは、暗くなくて、静かなところだったらいいよね。理想はこんな感じです。


船水さん:分かりました。まずはざっくりと検索してみます。30坪で探すとこんな感じです。


ママ:へー、いろいろあるね。でも、手が出せない金額もけっこうある…。さすが東京。


船水さん:最寄り駅までの距離や土地の形状、接道状況、周辺環境など、いろいろな要素によって金額は変わりますが、やはり23区に近いほど土地代は高くなる傾向です。


ママ:家賃の相場とも似ていますね。特急や急行が止まる大きな駅付近はやっぱり高いね。駅まで徒歩10分程度で行けて、子どもが安心して通れるような道幅の広いエリアで、スーパーや小児科も近くにあって…って理想をいろいろ思い巡らせていたけど、現実はそうはいかないわ。「駅までバスで20分」とか、大変そう。


船水さん:この候補の中から、予算に見合って、希望条件に近いものに絞っていくと…このような感じです。


パパ:八王子市、あきる野市か。正直、仕事場まで遠いな。


ママ:でも、なんとなくそうなるかなとは想像してた。


船水さん:検索して出てきた情報だけではわかないことも多いので、候補を3~5つ絞り、実際に現地に見に行ってみましょう。

 

候補の土地を下見することに。まずは旗竿地


船水さん:この土地は旗竿地と言います。出入口が狭く敷地自体が奥まっているように見えますが、周辺相場と比較して価格が安くなる傾向があります。


ママ:安いのはいいね。でも、入り口が狭そうだから、車止められるかな。


船水さん:50坪の広さがあって、道路から奥まった位置なので、静かだと思います。

 

傾斜地も候補のひとつ


船水さん:この土地は傾斜地で、特徴としては他の家と目線が被りづらい、日当たりを確保しやすいなどがあげられます。 ただここの様な敷地だと地盤改良が必要だったり、お家の基礎を工夫する必要があり、工事費用が掛かりやすい傾向がある為注意も必要です。


ママ:画像で見るほど、そんなに気にならないね。広い道路に面しているからよさそう。でも、余計に費用がかかる可能性があるのか…。

 

駅からは離れているものの、条件に近い土地が見つかった!


船水さん:ここは駅から遠くなりますが、広さも周辺環境もよさそうです。


パパ:あー、たしかに広い。でも、バス利用か。


ママ:自転車使えばいいんじゃない? まわりに高い建物がないから光も入りそう。庭もスペースがとれそうだから、ガーデニングも楽しめるね。私、ここがいい!


パパ:たしかに。この金額なら建物にもこだわれそう。ここにしよっか!


illustration:シホ

 

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