お肌が弱いわが家の手づくり洗顔料

Comehome!
2024.03.21

みなさん、こんにちは。私の暮らす雪国北海道もここ最近は暖かい日が続き、春がもうすぐそこまで来ているなぁと実感する毎日です。長い雪の時期の終わりが見えてきました。
雪に覆われていた景色から土が見えると春を感じて嬉しい反面、この時期に家族を悩ませるのが身体に出てくるアレルギー反応。アトピー性皮膚炎の次女と夫、土埃にアレルギーのある長女と私、特に今の時期は目や鼻の周りがかゆかゆ・かさかさになります。

肌の弱い一家なので市販の化粧水や洗顔料では刺激が強いと感じることが増えてきて、化粧水や洗顔料などを手作りするようになりました。

今日はそのうちの、洗顔料のお話です。どうぞ最後までお付き合いくださいね。

毎日使用する洗顔料。製品によっては刺激が強すぎてさらに症状がひどくなるので、基本的に汚れを落とすときは優しい成分のせっけんを使用します。

いくつもいくつも試した中でたどり着いたのが「SORRY KOUBOU」さんのせっけん。使い心地も泡切れも優しい植物の香りも、とても気に入っています。

洗顔は基本的にこちらのせっけんで充分なのですが、春先の肌状態が良くないときや、長女の額にぽちぽちとにきびができた時のスペシャルケアとして、洗い上がりしっとりのふわふわせっけんクリームを作るようになりました。

【材料】できあがり量40g だいたい15回分くらい
画像右から
○包丁で細かくしたせっけん(合成の成分が無添加のもの) 6g
○シアバター 5g
○お好みのお肌用オイル(今回はホホバオイル) 8g
○精製水 20g
(○お肌の調子に合わせた精油 6滴 ※なくても良いです)

【器具】
○容量100ccほどの耐熱性保存容器(アルコールなどで消毒しておく)
○100均一のクリーマー
○小鍋など、湯せん用の容器
○ヘラorスプーン

1 細かくしたせっけんを保存容器に入れて、沸騰させた精製水を入れせっけんをすべて溶かします。溶けなければ湯せんにかけてOK。泡立てないように気をつけて。

2 せっけんが完全に溶けたら、オイルとシアバターを入れ湯せんで溶かし、

クリーマーでしっかりと混ぜます。分離しないよう2~3分、しっかりと。

空気を含んで、ふわぁ~っと4倍量くらいになります。ホイップクリーム状になりますよ。

3 湯せんから外し、へらでクリームがやや硬くなるまで混ぜ、粗熱が取れたら精油を入れて(入れなくてもOK)さらに混ぜて完成!

乾いたお肌に小さじ1ほどのふわふわせっけんクリームを乗せて優しくマッサージし、透明に変わったら少量のお湯を足して乳化させ、しっかり混ざったらぬるま湯で洗い流してくださいね。

こちらはせっけんオフできる薄いメイクも落とすことができます。(ウォータープルーフのメイクは落ちません)
洗い上がりがしっとりで、化粧水もしみ込みやすくなります。

こちらのレシピの元は、北海道の下川町という街で、ご自身で栽培されるハーブを軸に様々なスキンケア商品をつくられていらっしゃる「SORRY KOUBOU(ソーリー工房)」さんのHPでも公開してくださっています。実際に私がSORRY KOUBOUさんのワークショップで教えていただいて使用感に感動して以来、ずっとつくり続け、わが家の定番となりました。  

同じような症状にお悩みの方がいらっしゃいましたらつくってみてはいかがでしょうか。
SORRY KOUBOU: https://sorrykoubou.jp/

さて、次はなにしよう?

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