圧倒的な収納力! 暮らしに余白を生む引きだし棚
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
「ICCA(イッカ)」が取り扱う家具は、材質や造り、デザイン、様々な視点から選りすぐった大正時代の逸品たち。そこには、当時の名もなき名人たちの美意識や思いやりが詰まっています。
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No.19
「ファンタスティックな引き出し棚」
棚のアート作品
通常、家具は何かを収納・展示するなどの機能面を主な価値としたものが多い。
しかし、この引き出し棚は、家具でありながら、ひとつの絵画として、オブジェとして成立し、機能性よりもアート性が主な価値となっている。
と、それはちょっと言いすぎかもしれませんが、そう表現しても過言ではない芸術的な仕上がりです。絵画に引き出し収納が備わっている、と表現してもそれほど違和感を感じません。
自然が織りなす高い芸術性を備えた家具です。
アート作品のような振る舞いは、その木目の美しさによるところが大きい。
無垢の桜材が採用され、部分的に黒みがかっていたり、赤みがかっていたり、流れるような木目も合わさって表情豊か。
すべての引き出しが異なる色味と木目を持ち、その組み合わせが絵のようになっています。
そして、整然と並ぶ取っ手とフレームのラインがこのユニークな柄を気持ちよくまとめ上げている。自然のダイナミックさを、人の手によって上手に加減して表現されています。
オブジェとして家具を取り入れる
これだけ引き出しが多いと、使い切れない。
きっとその通り、使い切るというのは難しいかもしれません。
こういった引き出し棚をお買い求めいただく方は、どちらかというとその機能面よりも、芸術性に惹かれ、オブジェとして取り入れる方が多いような気がします。
これだけ芸術的でインパクトのある家具ですので、空間をファンタスティックに洗練された佇まいにしてくれることは間違いありません。
収納の余白が生む暮らしの余白
あくまで個人的な主観、感想に近いものになりますが、収納の余白を持っておくと、暮らしの中で時間や心の余白を生むことにつながるのではないかと思っています。
なにか一時的に収納する、好きなものを取り入れる。
子育てや仕事が忙しかったりして、日々時間に追われることが多い生活においては、ちょっとした収納時間でも、時短にすることで、余白が生まれ、心と時間のゆとりを生むことに繋がります。
また、好きなものを取り入れるときも、とりあえずあそこに入れておこうという場所があれば、前向きな意思決定を後押ししてくれるでしょう。
54杯という圧倒的な収納力、仮に色々詰め込んだとしても、まだまだ余白は十分残ることでしょう。暮らしの中にナチュラルに余白を持つ、という価値もこの家具にはありそうです。
「ファンタスティックな引き出し棚」
SIZE:W 157.9cm×D 29.5cm×H 109.3cm
MATERIAL:桜材
千葉県香取市北3-1-17
TEL:047-877-9087
HP:https://icca-life.com/
Instagram:@icca_life
店の営業日はHPにてご確認ください
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