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空間に彩りを与える“ヨハンナスツール”

令和の家具事典

2024.06.24

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

「これでいい」ではなく「これがいい」があるお店。「CONNECT（コネクト）」は、シンプルで心地よい暮らしをご提案しています。作り手とお客様の心地良い暮らしの架け橋になれるよう情報発信をさせていただいています。

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No.24
STOOL60（CONNECT別注）

北欧では、家具は自分たちだけではなく、子や孫など次の世代へ受け継いでいくという考えがあり、長く使えるシンプルなデザインで丈夫なものが選ばれ、作られています。ただ、いきなり何世代も先のことを考えて家具を選ぶのは難しいですよね。そこで、「今ある生活空間をガラッと変えなくても、気軽に取り入れられる北欧家具」を3日間にわたってお届けしています。

３日目の今日は、CONNECT別注 Artek × JOHANNA GULLICHSEN STOOL 60（以下、「ヨハンナスツール」という）を紹介します。

色を統一し、シンプルなもので空間を作ったとき、お部屋がパッとしない、何か物足りないと感じたことはありませんか？そんなときにヨハンナスツールは、空間にアクセントを加え、一つあればお部屋全体の印象も大きく変えることができます。

ファッションアイテムとしてお馴染みのヨハンナ・グリクセン

ヨハンナ・グリクセンの生地は、個性的な幾何学模様が特徴で、伝統的な織の雰囲気を残しながらも、モダンでお洒落なデザインが有名です。
シンプルな服装に合わせると、個性的がありながら、派手すぎず良いアクセントになります。

バッグやパスケースなど、ファッションアイテムとしてお馴染みのヨハンナ・グリクセンですが、元々はインテリア向けのファブリックとして生まれたのはご存知でしょうか？
ヨハンナ・グリクセンの生地がインテリアの張地として使われる理由は、フィンランドの伝統織りでつくられているからです。

フィンランドの柔らかさと温かみを感じられる伝統織り

フィンランドの伝統織りは、糸を先に染めて織り上げる「先染め」を採用しています。
たて糸とよこ糸のシンプルな組み合わせも特徴です。

そのため、プリントに比べると、模様はシンプルで落ち着いた発色ではありますが、仕上がりが立体的なので生地に表情があります。

柔らかさと温かみを感じられるので愛着が湧きやすいヨハンナ・グリクセンのファブリック。
また、しっかりと織られているので、耐久性に優れ丈夫で長持ちします。

心地良い座面

ヨハンナスツールは座面に張地がない通常の板座と違い、ウレタンクッションの上にウール素材を張っています。
そのため、座面がふんわりしてクッション性があるものとなっています。

座面にヨハンナ・グリクセンのテキスタイルを使ったスツールはこれまでも販売がありましたが、それらはコットン生地でした。
今回は特別に、より丈夫で汚れにも強いウール生地での販売です。

ウールは「呼吸する繊維」と呼ばれることもあり、夏場は湿気を吸収することで蒸れを防止して爽やかに感じ、空気が乾燥する冬場は湿度を保つことが可能で、ウールは季節を選ばずにご使用いただける素材です。

また、ウールは天然の油分を含み、表面で水分をはじく性質があるため、汚れが中に浸透する前に表面でとどまります。
そのため、何かをこぼしたときも、水を含んだタオルでたたけば大丈夫です。

ウール生地は、プリント生地よりも立体感と高級感が出るので、インテリア家具の張地としてぴったりなんです。

アルテックのスツール60

ヨハンナの生地を張っているスツールは、フィンランドを代表する家具ブランドArtek（アルテック）。
アルテックのスツール60は、1933年に座面と３本の脚という最小限の要素で形作られたシンプルな構造で、洗練されたデザインです。

スツールの脚を挟み込む位置で座ると自身の脚が支えとなり５本脚になるため安定します。

ヨハンナスツールは、背もたれと肘掛けがない簡易的な椅子でさっと持ち運べるので手軽に好きな場所へ連れていくことができるスツールです。
来客があった際や子供の勉強を教えるときに座ることができます。

空間に彩りを与えるヨハンナスツール

ヨハンナスツールは、さりげない存在感で空間に彩りを与えてくれます。
３本脚の良さは、すっきりとした見た目でデザイン性が高く、積み重ねることも可能です。
コンパクトに収納しても美しいバランスです。
味気ない空間やお部屋に何かプラスアルファしたい方は、ヨハンナスツールがあれば、ファッションアイテムのように空間にアクセントを加え、一つあればお部屋全体の印象も大きく変えることができます。
是非、試してみてください。