お肌が弱いわが家の手づくり化粧水

Comehome!
2024.04.21

みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。毎月21日に北海道でのわが家の暮らしやおしゃれ、DIYについて、投稿しています。前回(3月21日)はせっけんとオイルなどを使ったわが家の手づくり洗顔料をご紹介させていただきましたが、今日は手づくり化粧水についてご紹介します。
*馬狩まどかさんのこのほかの記事はこちら

自他ともに認めるめんどくさがり屋の私が続けられている日々のケア。ハーブとウォッカと水で作る化粧水です。どうぞ最後までご覧くださいね。

まず、化粧水に使うものは、Comehome!のコラム「カモミールでアレルギー対策」でも以前紹介させていただいたチンキ(ティンクチャー)。わが家では何種類かを作って棚に保管しています。

ウォッカにハーブを漬けることで、ハーブの持つ「水に溶ける成分」と「油に溶ける成分」両方を抽出できるチンキ。それを化粧水にして、お肌からハーブの効能をゆっくりと届けられることが期待できます。

チンキの作り方を軽くおさらい。

○材料:ハーブティー用のハーブ(ドライ)4g、ウォッカ100ml
○道具:保存瓶(よく洗って、消毒しておく)、スケール

○作り方
1)ハーブを瓶に入れ、ウォッカを注ぎます。蓋をして一日1回、優しく瓶をまわして混ぜます。この時に、ハーブが全てウォッカに浸かっている状態にしてきますよ(ハーブが空気に触れてカビないように)。

2)2週間後、ハーブを濾して液体だけにして完成です。高温多湿を避けて保管します。保存期間は2年間。

ね?簡単ですよね。

うま家の手作り化粧水の作り方

このチンキを使って化粧水にします。真夏以外は保湿成分のグリセリンを入れて作ります。

○材料(できあがり100ml):チンキ5g、グリセリン5g、水90ml
○道具:ボトル(100ml以上のもの)、スケール、ビーカー

写真は左からグリセリン、水道水、チンキです。

○作り方

1)ビーカーに水を入れ、チンキとグリセリンをスケールで測りながら入れてよく混ぜ、ボトルに入れます。防腐剤を一切入れていないので、冷蔵庫で保管し、2週間で使い切ります。

グリセリンは無くてもOKですが、入れるとしっとりします。夏はグリセリンを入れずに作り、冬はやや量を増やします。

子どもたちだけで作れるほど、簡単。自分たちで日々使うものを作ることができるのもいい経験だなと思っています。

私はカモミールの化粧水が大好きです。カモミールは、和名で「カミツレ」と言うのですが、小さな頃カミツレ化粧水を使っていた記憶があって、その時の香りの記憶がふんわりとよみがえります。カモミールは、乾燥や敏感肌に。かゆみなども助けてくれるので、アトピーでかゆくなってしまうひじの内側や首などにシュシュッとかけてケアしています。

※なお、カモミールは、キク科アレルギーの方は使用を避けてくださいね。

他にも、これからの季節には、収れん作用のある「ペパーミント」や「ローズマリー」のチンキがおすすめ。男性にも使いやすいハーブです。

わが家は周りにお店などが何もない場所にあるので、化粧水が切れてもすぐには買いに行けませんが、チンキさえあればすぐに化粧水がつくれるので、買いに行くより早いです。

化粧水は子どもたちも使うので、添加物などが何も入っていない化粧水をたっぷりと使えるのもやっぱりとても安心です。

みなさんも、手づくり化粧水生活始めてみませんか?

さて、次は何しよう?

このほかの馬狩まどかさんの記事はこちら

馬狩まどかさんの 「うま家の手しごと」


馬狩まどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と可愛い2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しんでいます。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信しています。そんな魅力あふれる「うま家」の暮らしの中から、この連載では、地元の旬の食材を美味しく食べる工夫や、常備菜や保存食にするアイデア、自然素材を用いた暮らしの雑貨作りなど、まどかさんが日ごろから行っている手しごとについてご紹介していただきます。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ