部屋の役割を変える②寝室から子ども部屋に

うま家の手しごと
2024.06.21

みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。

北海道でも夏らしい日が増えてきて、わが家のお庭もモリモリ!植物が元気いっぱいの時期になってきました。みなさんのお住まいの地域はすでに真夏のような暑さの所もあるのでしょうか。

さて、前回のコラムでは、子供部屋を4畳半のお部屋から家族みんなの寝室として使用している10畳のお部屋にお引越しをする予定を立てていました。

長女は中学一年生。中学生ともなると宿題や家庭学習など机に向かう時間が増え、内容も濃いのでぐっと集中してこなさなくてはならないこともたくさん。

今までの子供部屋だと長女と次女の机が隣り合っているので、声を掛け合いながら作業を進められましたが、近すぎるためお互いの様子が気になって集中できないことも多々ありました。

今回の子供部屋お引越しではスペースを分けつつもお互いのやることを尊重できるよう、机は離して配置することに。入口入ってすぐに次女のスペース。

部屋の奥に長女の机スペースを配置しました。長女は初めての中間テストに向けて頑張って勉強をしていたので、新しいスペースになってから「すごく集中できてうれしい」と喜んでいました。

購入予定だった本棚は狭いスペースに置くには大きすぎるため、前回の子供部屋から使用していた棚を再利用。(写真右の棚)

ここにテスト勉強期間中によく使う問題集や今読んでいる本や図書館から借りている本などの毎日使うものを収納。ぎゅうぎゅうに詰めると把握できなくなるのでスペースにゆとりを持たせて使用するようにします。

間仕切りは、新しく作らず、寝室で使っていた自作の壁を再利用。角材を壁の柱にして作っています。

次女側から見ると…

少し無機質な感じ。黒い部分は前回のまま黒板塗料でペイントしていますが、黒板として使用することはなさそうなので、ゆくゆくは棚を付けようか…と次女と話しています。

一方長女スペース側から見ると…

漆喰塗りの壁になります。次女の方が寝相が悪く、寝ている間に漆喰壁に触れてぽろぽろと崩れると衛生的によくないので、寝相の良い長女側に漆喰壁を持ってきました。

一部屋をふたつに分けて使っているので、お互いのプライバシーがしっかりと守られるわけではありませんが、寂しがりで怖がりな2人には今はこの形がベストなのだそう。いよいよ完全分離の子供部屋が必要になったら、その時はまた部屋の役割を変えて配置転換をしようと思っています。

今回は何より子どもたちが喜んでくれて、特に次女は私の母にそっと「今日ね、子供部屋ができたんだよ。すごく気に入ったの」と話していたようで、あぁやって良かったなぁと思ったのでした。

ちなみに… 今回の模様替え、予算は6万円を準備していましたが、結局あるものを使いまわしたり自分で修理したりして、新たに購入したものはありませんでした。

0円でこんなに満足感があって、私もお得な気分。

みなさんも、お部屋の役割を少し変えて、新しい使い方してみませんか?

さて次は何しよう?

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馬狩まどかさんの 「うま家の手しごと」


馬狩まどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と可愛い2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しんでいます。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信しています。そんな魅力あふれる「うま家」の暮らしの中から、この連載では、地元の旬の食材を美味しく食べる工夫や、常備菜や保存食にするアイデア、自然素材を用いた暮らしの雑貨作りなど、まどかさんが日ごろから行っている手しごとについてご紹介していただきます。

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肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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