【インテリアグリーン】植物が映えるおしゃれな飾り方
今週は4日間連続で、人気インテリアショップ「CRASH GATE(クラッシュゲート)」に、インテリアグリーンの楽しみ方をご紹介いただいています。今日のテーマはズバリ「映えるインテリアづくり」です!
部屋にインテリアグリーンは置いているものの、おしゃれな飾り方がわからない……そう感じている方も多いのでは。せっかくなら植物が魅力的に見えるように飾って、部屋の雰囲気をワンランクアップさせたいですよね。そこで今回は、「クラッシュゲート」のインテリア写真の撮影&スタイリングを担当しているスタッフが、グリーンを飾る際のポイントについてお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント①
鉢の素材や色合いを統一する
グリーンを入れる鉢は、テラコッタなどの陶製やプラスチック、ブリキ、木製など、素材はいろいろ。色もホワイトやブラック、グリーンなど様々です。そのため、部屋の雰囲気やテイストに合わせて鉢を選ぶだけで、インテリアに馴染み、まとまりのある空間を演出できます。
落ち着いた色で揃えればシックな空間に。モダンテイストの部屋なら、コンクリート調やグレー、ブラックやホワイトなどモノトーンの鉢を。インダストリアルやヴィンテージテイストの部屋には、古材やブリキなど経年変化する素材の鉢が似合います。
異国感やクラフト感のあるものを取り入れると、トライバルテイストを演出できますよ。
プランターカバーを活用しても
鉢をすっぽり入れられるプランターカバーを使うのも、ひとつの方法です。インテリアのテイストに合わせて選ぶのはもちろん、季節に合わせて模様替えしたり、植物に似合うものを選んだり。コーディネートの楽しみが広がります。
こちらはヴィンテージテイストでコーディネートした例。スチールやレザーなどの無骨なインテリアに、古材のプランターカバーの風合いが馴染み、植物を引き立てます。
ナチュラルテイストに取り入れると、このような雰囲気に。オークなどの明るい木色のインテリアともマッチします。
ポイント②
大きさ・奥行きを意識する
グリーンの大きさや高さ、並べる間隔(等間隔、左右対称、アシンメトリー)を意識することも大事です。同じ高さやサイズ感の観葉植物を並べる場合は、前後の奥行きを意識して配置すると空間に立体感が生まれます。
棚に鉢植えをいくつか並べるときは、背の低いもの・小さいものを手前に、背の高いものを後ろに配置して、奥行を出すのがポイントです。このコーディネートでは大きな棚のあちこちにグリーンを散りばめていますが、棚ごとにグリーンの数や種類を変えることで、バランスを取りつつリズムを出しています。
ポイント③
高低差やメリハリを出す
異なる高さや大きさのグリーンを組み合わせて高低差を出すと、空間に動きが生まれます。多肉植物など小さめの鉢をサイドボードやシェルフなどの家具の上に置き、その隣に大型サイズのグリーンを配置してメリハリをつければ、簡単に上級インテリアが完成します。
スツールで高さを調整しても
スツールは高さがあるので、ツル性の観葉植物を飾れば、垂れ下がる葉の美しさを楽しめます。古材と植物の相性も良く、ヴィンテージな雰囲気にもマッチします。
木の温もりを感じるスツールにガラスの花瓶を置いて枝物を生けた、清涼感のあるコーディネート。ドウダンツツジやユーカリなどの枝物は、生花より長持ちする上、水換えだけで手入れも簡単。花瓶がなくても、空き瓶などに生けるだけでインテリアとしても映えるので、初心者の方にも取り入れやすくおすすめです。
海外のエントランスに置かれているコンソールデスクをイメージしたコーディネート。デスクの上のグリーンは、雑貨のディスプレイでよく用いられる“三角構成”で配置しています。高さの違う植物を三角形になるように並べることで、バランスのいい、まとまりを感じるディスプレイになります。
番外編
グリーン専用のスペースを作る
日当たりの良い窓辺を植物専用のスペースにして、ガラスキャビネットを温室に見立てたコーディネート。キャビネットの中には、同じくらいのサイズの鉢を並べ、統一感を出しています。キャビネットの上に、ポトスなど垂れ下がる種類のグリーンを組み合わせたり、隣に大型の観葉植物を置いてバランスをとったり。サイドテーブルを使って高低差をつくり、メリハリを出しています。
特集3日目の明日は、「グリーンを飾るのにおすすめの家具5選」をお届けする予定です!
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