約2坪の小屋で実現した、可愛いロールケーキ専門店。ペイントや内装はDIYしたまさに手作りのお店!(山梨県)

Comehome!
2023.11.10

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

手作りのケーキやプリンの雰囲気に
ぴったりの店舗を作りたくて
選んだのが、木で出来た小さな小屋
商品と同じように心を込めて仕上げました

〈ロールケーキ専門店「クルル」オーナー 宮下 真市さん〉

白い板壁にペールグリーンの窓枠の組み合わせが可愛い、小さな建物。ここは、山梨県富士吉田市にあるロールケーキとプリンの専門店「クルル」の店舗です。木材のナチュラルな風合いと手作りの温もりを感じさせるこの小屋は、「株式会社グリーンベル」の提案する小屋のキットを選んで購入し、商品のイメージに合わせてカスタマイズしたそう。その活用方法を、オーナーの宮下さんに見せていただきました。

【ナチュラルシリーズ・スタイル03】DATA
延べ床面積/6.3㎡(1.9坪)
商品名/ナチュラルシリーズ・スタイル03
場所/山梨県富士吉田市大明見2-8-6
施工/株式会社グリーンベル

板張りの外壁や窓枠は
周囲の景色になじむよう

自分で色を決めて塗りました

「クルル」の店舗として宮下さんが選んだのは、「ナチュラルシリーズ・スタイル03」という小屋。プレハブの工房のすぐそばに建て、ここは商品の販売スペースとして活用しています。

福杉の無垢材をサイディングとして外壁に使用。防虫・防湿・防菌効果に優れています。グリーンベルに小屋の施工までしてもらい、塗装は宮下さん自ら手がけたそう。

落ち着いた可愛い雰囲気が、周りの景色ともマッチしています。店舗脇にはガーデンチェア&テーブルを置き休憩スペースに。

小屋の裏側に扉をオプションで増設したので、真後ろの工房との動線もラクに。商品をすぐに小屋の中に入れられるのも便利だそう。

「屋根が絵本の中に出てくるようなデザインで気に入っています」と宮下さん。屋根を支える骨組みの“垂木”が並ぶ美しさをあえて見せているのも、この小屋の魅力です。

ホワイト×ペールグリーンのペイントがさわやか。

辺りが暗くなっても、まるで山小屋のような雰囲気が素敵。ドアは無垢のレッドシダーが使われています。

お客さまに対応しやすい
販売スペースを作るには
「小屋」がぴったりでした

宮下さんがこの地でロールケーキ専門店を開業したのは20139月。東京・世田谷区の名店「シェ·かつ乃」でケーキ作りを修行したのちに独立したそう。以来、プレハブの工房でロールケーキを作り、移動販売や配達、イベントなどで商品を販売しているうちに、工房に直接ケーキを取りに来てくれるお客様も増えていきました。衛生面もより気がかりになり、商品が増えてきたことで、工房だけでは手狭に感じるように。「初めは工房のプレハブを増築しようと考えていましたが、予算もかかるし、さてどうしたものかと悩んでいるときに、小屋がいいんじゃないかと思ったんです」

新鮮なたまごを『長時間ふんわり製法』で焼き上げたスポンジ生地が、格別なおいしさの「クルル」のロールケーキ。

そんな折にインターネット検索やInstagramなどで商品のイメージに合う小屋を探していたら、多様な小屋を提案するグリーンベルを見つけた宮下さん。長野県諏訪市に展示場があるので比較的近いこともあって、奥さまと息子さんと一緒に展示場を訪れました。「展示場で実物を見られたこと、スタッフさんの接客が温かかったこともよくて、ほぼ即決でした」。その後、イメージにぴったりの小屋「ナチュラルシリーズ・スタイル03」に決定。想定の予算内で購入できることもポイントだったといいます。

無垢材の素朴な温もりを生かした店内
必要な棚板はDIYしました

内装はシンプルにして、必要なショーケースや冷蔵庫を設置しています。

未塗装の柱と福杉の板で仕上げた室内は標準仕様。板張りに色を付けるなど、少しずつ変えていくことも考えているそう。

ディスプレイ用の棚はDIYでつけました。イメージ通りに変えていきやすいのも小屋のいいところです。

無垢材に囲まれた空間は、素材の味を大切にした手作りロールケーキを並べるのにぴったりの雰囲気。

店内のレイアウトはこれまで何度か変更してきたそうですが、「作業のしやすさと、お客さんからの見え方を工夫して今の状態になっています」と宮下さん。今のところはこのままで活用していこうと考えているとのこと。

「クルル」の人気商品を他にもご紹介!

ロールケーキは味の種類も豊富で、ホールやカット個包装で販売しています。こちらはオランダ産ココアパウダーを使ったチョコ生地。

ロールケーキはもちろん、卵とカラメルの風味がしっかりと感じられる「あすみプリン」も大人気!商品は店舗での購入のほか、オンラインショップも。詳しい購入方法などはHP

「クルル」オーナーの宮下 真市さん。お店のInstagramはこちら

「お客さんから可愛い小屋だねって声をかけてもらうことがあり、それがすごく嬉しいんです。ロールケーキの雰囲気にぴったりの小屋を作れたので、見ていて飽きません」と宮下さん。「色決めから塗装まで自分でしてみて、すごく愛着が湧きました」。お客さまと小屋の話題になった時には、自信を持ってグリーンベルを紹介しているのだそうです。

おしゃれなタイニーハウススタイルの
【ナチュラルシリーズ・スタイル03】

無垢の木の表情が使っていくうちに馴染んでくる、だからずっと一緒にいたくなるーー。そんなコンセプトで展開する小屋・ナチュラルシリーズの第3弾が、宮下さんが選んだ「ナチュラルシリーズ・スタイル03」です。入口部分の「ホール」と室内部分の「ルーム」でそれぞれ分けて基本サイズから延ばすことができるので、さまざまなカタチが作れ、個性が出せるのが特徴。「使いたい用途に合わせて小屋の長さを決められます。そして誰が見ても可愛いデザインなので、お店にするには最高です!」(「グリーンベルスタッフ・奥川さん)。今回の「クルル」さんの店舗も、「ルーム」を1延長(910ミリ)しているので、基本サイズよりその分広くなっています。

株式会社グリーンベル

長野県諏訪郡富士見町富士見11901-4
フリーダイヤル:0120-417-127
TEL:0266-75-2211
FAX:0266-75-2433
公式サイト: https://www.green-bell.co.jp/

 

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