飽きのこない住まいのデザインと 時間に余裕がうまれる家事ラクな間取り 両方兼ね備えたマイホームを建てるには(高知県)

Comehome!
2023.09.20

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

シンプルなデザインながら
自然素材の力で品よく美しく。
長く暮らせば暮すほど実感する
過不足なくちょうどいいバランスの家
〈Sさんの家〉

笑顔でダイニングテーブルを囲んでいるのは、高知県にお住まいのSさんファミリー。キッチンに立つ奥さまの背後に見えるオープン棚も素敵なこの家は、2008年にスタートして以来、子育て世代中心に支持され続けてきた住宅プラン「Ayu-m Mamanの家」です。

Sさんと「Ayu-m Mamanの家」との出会いは、地元・高知県の工務店「山和木材株式会社」が建てた家の内覧会がきっかけ。当時住んでいたアパートにポスティングされていたチラシを見て興味を持ち、家族全員で足を運びました。その家の奥さまに直接話を聞き、カントリー系のデザインや塗り壁、子育てや家事がしやすい間取りなど、Mamanの家の魅力を体感したといいます。以来、「Mamanの家を建てよう!」という気持ちが高まり、家づくりを決めたそう。そんなSさんが建てた家の様子をご覧に入れましょう。

MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども2人
建物/新築戸建て(※撮影時:築年)
延べ床面積/122
*「Ayu-m mamanの家」32坪Sプラン
施工/山和木材株式会社

何より目を奪われたのは
真っ白な塗り壁に
外国風の上げ下げ窓が映える
可愛い外観でした

こちらが、Sさんの家の外観。Mamanの家の定番のデザインに、濃いブラウンを取り入れて落ち着いた雰囲気に仕上げています。木製の玄関ドアは、北欧ブランド「レクサンドーレン」のもの。断熱性に優れたこのドアは、奥さまがどうしても取り入れたかったアイテム。

Ayu-m Mamanの家」のAyu-m(アユーム)とは、素足で歩く=歩む(アユム)が由来の造語。子供にとって安全な環境で、maman=お母さんが暮らしも趣味も楽しめて、いつも笑顔でいられるリーズナブルな商品を!という想いからスタートしました。ヨーロッパの田舎に立つような素朴なデザインをベースに、塗り壁、無垢床、カーテン、照明器具などが標準仕様でコーディネートされています。全7プランから選択でき、決めてからニーズに合わせてカスタマイズもできるんです。

家づくりを始めた当時、雑貨屋さんを経営していたというSさんのご主人。奥さまもリネンのワンピースやバッグなどを愛用し、ナチュラルやカントリーな雰囲気がもともとお好きだったそう。「Mamanの家」の雰囲気はご夫婦ともに好みにぴったりでした。

玄関の扉を開けた瞬間の、この景色がお気に入りだそう。

リビングの一角には畳を敷いた和室を設けました。白を基調にした明るい空間です。LDKの床は無垢のパイン材。「リボス健康自然塗料」のチェスナットで塗装しています。

Sさんが家づくりで初めに重視したのは、木の質感を生かすこと、飽きが来ないデザインにすること。なるべくシンプルで、曲線のアーチなどは少なめにし、建具や柱、梁、床などの木材に落ち着いた濃いブラウンを取り入れた、“大人ナチュラル”なスタイルにしました。塗料は、「リボス自然健康塗料」のチェスナットというカラーがメイン。明るさを抑えた少し渋めのこの色は、アンティークな雰囲気が好きな奥様がこだわって決めたそう。

LDKの顔ともいえるキッチン
壁面の棚をおしゃれに造作して
キッチン雑貨や食器が映えるコーナーに

キッチン背面の壁付けの棚も、どの位置に持ってくるか念入りに考えて決めました。飾り棚のL字の棚受けはご主人が選んだもの。アンティークのキャビネットとも雰囲気がマッチする棚になりました。お気に入りのキッチン雑貨を色どりよく並べて楽しんでいます。

キッチンは、「ウッドワン」の無塗装で、Mamanの家オリジナルの幅広サイズです。白い天板タイルとシンクがさわやか。

手仕事の温もりを感じる塗り壁も、Mamanの家では標準仕様。室内の塗り壁材は「ヒッキーウォール」(カントリーベース)で。漆喰のナチュラルな風合いを生かした仕上がりが魅力です。ニッチを設けて飾り棚に。

キッチンと洗面所が
すぐ隣に配置されているから
子どもをお風呂に入れる時も
料理しながら洗濯する時もぐっとラクに!

Mamanの家の魅力は、デザイン性だけではありません。過去の家づくりで蓄積されたノウハウを生かして合理性・機能性を追求し、考え抜かれた間取りも特徴です。水回りの動線の良さはその一例。小さなお子さんがいれば尚更、水場を行ったりきたりする場面がふえますが、キッチンからサニタリーまで一直線に配置されているおかげで移動もスムーズ。料理や洗濯、掃除など、毎日の家事や育児が少しでもラクにできるよう配慮されています。

キッチンの隣に、ゆったりとスペースを取ったサニタリーが。大きな造作棚や、天井に物干し竿を設置しました。竿には、手すりの木材を、通常より長くして塗装。室内干しも十分な量を干すことができます。

壁面や鏡の裏側にも棚を設けたので、収納スペースがたっぷり。モザイクタイルが可愛い造作洗面台も、Mamanの家の標準仕様です。

こちらの手洗いもタイル×アンティーク風の水栓で、家全体の雰囲気に統一感があります。

2階にはフリースペースや
主寝室、子供部屋をレイアウト

2階には大きな本棚を設け、アンティーク風に塗装して仕上げました。イギリスの小学校で使われていたという机との相性もぴったりです。

キッズルームの壁の一面は、水色でペイント。家族みんなで塗った思い出がこの部屋に詰まっています。

木の魅力を知り尽くした工務店が建てたから
選りすぐりの木材が使われています

この家を建てた山和木材さんは、もともと3代にわたって高知県で材木屋を営んでいた会社。「コスト優先のこの時代に、本物の木材をもう一度伝えたい」という想いから住宅建築も始めたそう。木材に対する見識が深く、熱心な職人さん達が活躍する工務店です。この家の床や建具、キッチン背面の棚やリビングの見せ梁なども、山和木材さんのこだわりの良質な材木を使っています。「木の質感を生かした家にしたい」と言うSさんの希望にも充分に応えてくれました。

「私たちはマジメに正直にお家作りをすることしかできません。派手なパフォーマンス、立派なモデルハウスは無いけれど、コツコツとお客様お一人お一人とお付き合いさせていただいております」と、山和木材代表・貞弘さん。その言葉通りに、お施主様に真摯に向き合ってくれるスタッフがそろっています。Sさんファミリーの希望にも熱心に耳を傾け、“大人ナチュラル”なスタイルのMamanの家を形にしてくれました。打ち合わせでは奥様がとにかく積極的で、ご主人もそんな奥さんのやりたいことを、とても肯定的に見守っていたとのことです。キッチンのセレクトや床のカラーなども、家族4人で打ち合わせ、皆がいいと思うものを選んだそう。仲良しファミリーの絆は、家づくりを通してより強くなったことでしょう。

Ayu-m Mamanの家(本部・株式会社カントリーベース)

石川県金沢市駅西本町4-1-17
TEL:076-232-7710
FAX:076-232-7771
公式サイト:http://www.maman-net.com
Instagram:@maman_home
Facebook:Mamanのお家

 

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