【共働き・子ども4人】すっきり片づく収納と生活動線を考え抜いた北欧スタイルのおしゃれな家

Comehome!
2023.04.25

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

ゴールデンウィーク直前の今週は、「ワタシの理想の住まいの形を探して」と題して5日間の特集をお届けします。ぜひ、モデルハウス見学や家づくりのご参考に! 第2回は、「働くママの目線で建てた家」。夫婦共働き家族がふえている今、住まいに求めるのは何より家事動線のよさと、ストレスなく子育てできる間取りです。そこをベースにして、環境にやさしい素材をつかって好きな家具や雑貨が映える家を建てたのが、今回ご紹介する鳥居さんご一家の住まいです。※この記事は『Come home!vol.70』で掲載した記事をウェブ用に再編集したものです。

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仲よし鳥居家の家族会議の様子。この日のテーマは「どうやって電気代を節約する?」

MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども4人
建物/新築一戸建て
工法/在来工法
延べ床面積/127.51㎡(38.5坪)
施工会社名/建築工房小笠原

「共働きで子どもが4人いても
すっきりしたインテリアが楽しめる家に」
そんな願いをかなえてくれたのは
Ayu-m Maman の工務店でした

鳥居恵里さん

いつもすっきり片づいているリビングが夢でした。「ヒッキーウォール」という漆喰で、壁を真っ白に仕上げ、ブルーグレーの引き戸をワンポイントにした、シンプルでナチュラルなインテリア。「自然塗料リボス」で塗ったオーク材の床は「サラサラで気持ちいい」と長女。

家を建てるのは私の子どものころからの夢でした。「白くて可愛いリビングで、子どもたちが仲よく遊んでいるのを眺めながら家事ができる家が欲しいなあ」。子どもをもってからは、モデルハウスを見に行ったり、工務店を訪ねたりと情報収集したけれど、なかなか私の理想の家を建ててくれそうな工務店に出会えませんでした。

そんなとき先に家を建てた友人が「家づくりが楽しめて、後悔ゼロで本当によかったよ」と紹介してくれたのが、Ayu-m Mamanの家を建てる「建築工房 小笠原」でした。建物自体の魅力ももちろんですが、大きな決め手になったのは、工務店の奥さま・清子さんの存在。私と同じ4人の子を育てる母で、子育てのことや収納、間取りのことまで、どうすれば負担が減って暮らしを楽しめるか、アドバイスしてくれるのが頼もしくて。

玄関から直行できる広々したパントリー

わが家の玄関。右手の引き戸がリビングのドア。正面のRの開口の向こうにシューズクロークを設けたので、4人分の靴がすっきりしまえます。

シューズクロークから、パントリーへ上れる間取りになっています。

買い物から帰ったら玄関からパントリーへ直行。リビングに買い物袋を持ち込まずにすむからLDが散らかりにくいんです。

キッチンはオフホワイトでまとめてすっきり。奥の木の引き戸の先がパントリーです。

共働きで時間がなくても、LDKをすっきり保てるようにしたいという私の願いに「収納が多すぎるとものが際限なくふえるから、シューズクローク、パントリー、ファミリークロゼットにまとめるとラクよ」と清子さん。洗面台を廊下に設けて脱衣場を広くとるのも清子さんの提案で、子どもたちのお風呂渋滞も解消しました。

1階の廊下に洗面台とファミリークロゼットをまとめました

リビングから廊下に出てすぐの左手にファミリークロゼットを設けました。洗濯後、家族全員の衣類をここに収納しています。清子さんが、細かな収納方法までアドバイスしてくれました。

廊下の右手には洗面台があります。脱衣場でなく、より広い廊下に洗面台を設けたことで、朝の洗面時やお風呂時に脱衣場が込み合いません。タイルや照明にこだわっておしゃれなコーナーに。

こうした収納の工夫の甲斐あって、すっきり片づいているわが家には、雑貨や可愛いファブリックも映えます。先日取り寄せた「ミナペルホネン」のクッションもよく似合っています。でも、何よりうれしいのはパパや子どもたち全員がこの家をとても気に入っていること。アパート暮らしだったころは自分の部屋をもてなかった子どもたちも、今は一人ひと部屋の夢が実現。学校のお友達をよぶこともふえました。私はと言えば、リビングでワイワイ遊ぶ子供たちを眺めながら家事をしていると、あわただしい日々の疲れもやわらぐんです。

夢の景色が実現! 窓の外には地元のシンボル武甲山が見えるのもお気に入り。リビングドアや廊下の戸は引き戸にしたので、掃除のとき移動がスムーズ。

子どもたちみんなが満足できる家に

子どもたち全員、自分の部屋をもてました。ここは長女の部屋。カーテンや照明を一緒にセレクト。クロゼットもついています。長男の部屋もほぼ同じ造り。

下の娘2人の部屋。将来仕切りを設ける予定です。長男長女の部屋より狭くなるぶん、2廊下の上のスペースを利用してロフトを設けました。

 

次回、特集「ワタシらしい住まいの形を探して」の第3回は、4月26日(水)11時00分投稿予定です。

この特集の過去記事はこちらから

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