夫婦2人暮らしにちょうどいい広さのリノベマンション【後半】

Comehome!
2022.11.15

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

リノベ前はリビングダイニングが12.8畳。リノベによって21畳まで広くなり、開放的ですごしやすい家へと生まれ変わりました。その他に、収納やデザイン、動線など、暮らしやすいポイントが盛りだくさん。その一部始終をご覧ください。

前半はこちらより

キッチンはオープンで片づけがラク

間取りはそのままに、設備を総入れ替えし、明かり採りとして室内窓を作りました。「LIXIL」シエラⅠ型のシステムキッチンに「ASKO」の食洗機DFI644をビルトイン。

日常的に使う道具やお気に入りの器を並べるため、シンクの背面スペースにはラワン材でカウンターと棚をつけました。

アクセントとして選んだのは「名古屋モザイク工業」のバーガンディEKP-F2780。9680円/㎡。レトロな質感が気に入っています。

深い緑色のドアが玄関のアクセントに

玄関ホールはモルタル仕上げにして、入って右手にシューズクロークを設けました。ドアは既存のものを何もせずに使っていますが、深い緑色が空間によくなじんでいます。

ゆったりした空間にキッチンの室内窓がプラスされ、お気に入りのギャラリー風スペースになりました。

ゆったりした廊下や玄関まわりなど
もとの間取りを生かしたところも

 頭を悩ませたのがコスト面のメリハリでした。希望していたヘリンボーンの床は最終的にあきらめ、水まわりは動かさず、使える部分はそのまま使うことでなんとか調整できました。そのいっぽう、せっかくリノベするならと、最後までこだわったのが家事の機能性です。
 家事動線ができるだけ短いほうが家事がラクなので、洗濯機を置く洗面所とクロゼットをつなげ、そこで洗濯物をたためるようにしたかったんです。この私のリクエストを受け生まれたのが、洗面所の横にある、5・5畳のウォークスルークロゼット。衣類以外の収納スペースも設け、ちょっとした家事のできる机も置きました。おかげで主役のLDは、いっそう自由に飾ったり眺めたりを楽しめるようになり、うまく空間の使い分けができたと思います。
 インテリアも住み心地も想像以上に大満足の住まいとなり、2人と1匹で、末長くこの家での暮らしを楽しみたいと思っています。

タイルを生かして清潔感のあるサニタリーに改装

洗面台はカウンタートップに黒のメラミン素材を使用し、モダンにまとめました。

「TOTO」SK106。44000円に、「LIXIL」SF-16Z-13レバー式混合水栓を合わせました。こちらは34100円。

ひと目ぼれした「平田タイル」のカーゾCSSF。4180円/1シート。天然石の細かなヘリンボーン柄がツボです。

収納は回遊式を採用

この有孔ボードの壁は施工会社の提案。出番が多いものや可愛いキッチン雑貨をひょいと引っかけておくのに便利です。

シューズクロークからWTCヘ出入りできるので動線が短く

もともとあった玄関脇の洋室をつぶして、土間から続く収納スペースにしました。夫婦の靴と上着はここに収納。

約6畳の部屋をまるごとWTCにカスタマイズ

「IKEA」のハンガーレールをつけて洋服をしまえるように。ここで身支度を整え、靴を選んで玄関へ。

一角にはアイロンをかけたりする家事コーナーと、わが家唯一の造り付けクロゼットも設けました。洋服以外はここに収納。

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