間取りがおもしろい平屋実例01 約23坪でも広々!ムダのないミニマムな家

Comehome!
2022.11.04

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

平屋人気の背景として、余暇を楽しむ人がふえたこと、家族との時間に重きを置く人がふえたこと、家の広さより自分たちらしい暮らしにこだわる人がふえたことなどが挙げられます。平屋はそんな人たちの希望にこたえてくれる家で、これからのマイホームの定番となりつつあります。新刊『間取りがおもしろい平屋』では、今の時代にフィットした物件が盛りだくさん!その一部を特別にご紹介します。

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実例01 脇田さん邸

階段式のカバードポーチに、窓付き玄関ドアの組み合わせがまるでカフェのよう。220㎡の敷地の大半はガーデニングに活用。

間取り図

 

住宅DATA

竣工/2021年12月
延床面積/75.10㎡(22.72坪)
構造・工法/木造軸組工法
施工/いとう建匠

庭との距離が近いのがうれしい

庭はハーブが中心で、料理やアロマ、スワッグなどにも活用しています。薬剤を使わないため、虫や鳥などの生き物が集まってきます。インスタグラム@hikaniwaでガーデニングの様子を発信中。

平屋はコンパクトだから掃除がラク

夫婦ともに植物が大好きな脇田さん。憧れのガーデニングライフを満喫できるよう、家づくりでは土地探しに力を入れ、広くて光がしっかり入る今の場所に出会いました。敷地の広さを生かして平屋を選択。ムダな動きをせずに暮らせて、ものは必要な数だけもつようにしたいという脇田さんは、間取りはとことんシンプルにこだわりました。LDKとサニタリー、トイレ、玄関を隣接させ、日常の動線を短く。壁も最小限にし、掃除をしやすくしました。
 家事の負担が少ないぶん、時間ができれば庭に出て植物と触れ合うそう。オープンガーデンを目指して、日々植栽に励んているそうです。

LDKが狭くならないよう壁づけキッチンを採用

南に面した掃き出し窓から、明るい光が入るダイニング。「大好きな庭の植物を眺めながら食事をしたり、くつろいだりできるのが、何よりうれしいひとときです」と、奥さま。

キッチンの隣に配したパントリーには生活感が出る冷蔵庫の置き場を設けました。勝手口もつくったので、ゴミ出しがスムーズです。

窓辺がすっきり見えるロールスクリーンをセレクト

平屋は大きな窓を設けやすいのが魅力ですが、そのぶん、カーテンが長くなり、まとめたときにボリュームが生まれます。そこで役立つのがロールカーテン。折り上げ天井にして収納スペースをつくれば、全開にしたときに窓がすっきり見えます。

4畳でも天井を高くしたから狭さを感じません

4畳の子ども部屋は縦長のためコンパクトに感じますが、天井を高くし、窓の上に棚を設けて視線を上げることで、狭さを感じにくくしました。

『間取りがおもしろい平屋』好評発売中!

定価:1760円(本体1600円+税) 発売中

ここ数年、人気が高まっている平屋。家族とのつながりをもちやすい、地震に強い、外観にこだわりやすいなどのメリットがなか、自由度の高い間取りも魅力のひとつ。本書では、そんな間取りにスポットをあて、17軒の実例とともに、ユニークな間取り図をご紹介。そのほか、デメリットを解決するためのアイデアなども満載です。

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