【新刊のお知らせ】マイホームの新定番・平屋のデメリット&解決方法は?
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
平屋にはメリットがあるいっぽう、デメリットもあります。土地、コスト、防犯、災害……、でもその多くは解決できることばかり。その工夫を「一級建築士事務所コラボハウス」にレクチャーしてもらいました。
その他の記事はこちらより
マイホームの新定番・平屋のメリットとは?
マイホームの新定番・平屋 昔と今でどう変わった?
【デメリット①】コストがかかる
2階建てと同じ延床面積で建材や設備などの仕様も同じ場合、平屋のほうが価格が高くなりがちです。コストがかかるといわれている屋根材や、基礎部分の面積が広いためです。けれど、安心してください。部屋数を減らしたり、デザインをシンプルにしたり、予算を抑えるためのアイデアはいろいろあります。
・収納を1つにまとめる
【デメリット②】防犯対策が必要
1階のみの平屋のネックは不審者に侵入されやすいこと。窓が多いと、侵入リスクが上がるだけでなく、逃げるのにも役立つので、不審者にとっては好都合です。横に広いため死角になる場所が多いというのも難点。そのため、しっかりとした防犯対策が必要。
・家をコ型にする
【デメリット③】広い庭が必要
3~4人の家族だと、快適に暮らすには延床面積100㎡は必要といわれています。駐車場2台分の置き場と植栽スペースを含めると、土地は少なくとも200㎡は欲しいところ。狭い土地に建てる場合、建物の広さをキープするために、以下の方法があります。
・屋上バルコニーをつくる
【デメリット④】部屋が暗くなりがち
採光面が1階のみの平屋は周辺に高い建物があると、室内に光が入りにくくなってしまいます。また、横に広いため、2階建てにくらべて数の通りが悪いというデメリットも。
・窓つきドアを設ける
【デメリット⑤】部屋が単調になりやすい
ワンルームのような広い平屋は開放的であるいっぽう、単調に見えてしまうことも。それは子どもにとっても退屈に感じてしまいやすいこと。内装によって部屋ごとに雰囲気をかえる方法のほかに、以下のようなアイデアもあります。
・天井に高低差をつける
『間取りがおもしろい平屋』では、デメリットを解決するための方法が満載!
ここ数年、人気が高まっている平屋。家族とのつながりをもちやすい、地震に強い、外観にこだわりやすいなどのメリットがなか、自由度の高い間取りも魅力のひとつ。本書では、そんな間取りにスポットをあて、17軒の実例とともに、ユニークな間取り図をご紹介。そのほか、デメリットを解決するためのアイデアなども満載です。
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