団地リノベで手に入れたフレンチカントリースタイルの家【神奈川県】

Comehome!
2022.09.12

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

周囲に緑が多く、学校も近いなど、子育てしやすい環境に建つ団地は今も人気。そんな団地を舞台に、暮らしにフィットするよう間取りを変え、パインのダイニングセットが似合うフレンチカントリースタイルの部屋にリノベした服部さんのお宅をご紹介します。

この記事は『マンションリノベーションで理想の家を手に入れる』(主婦と生活社刊)から抜粋しています。
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【服部さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/47年
間取り/3LDK→2LDK(61.20㎡)
物件購入価格/680万円
リノベーション費用/450万円
施工/リフォームプロ

間取り変更のアイデア


築47年の分譲団地。洋室と和室が南側にあり、LDKは北側と古いタイプの間取りだった。水まわりを動かすと費用がかさむので、LDだけ南側に作り直し。大きなクロゼットと書斎コーナーを設けた。元LD部分は寝室に。

間取りの左右を入れ替えて、いちばん明るい部屋をLD


漆喰壁の効果もあり、窓からの自然光がやさしく光を拡散するダイニング。パインの家具が映えるよう、床も間パイン系のものに。


左・漆喰の壁に憧れていたので、100%天然素材のスイス漆喰「カルクウォール」をラフに塗ってもらいました。右・床は無垢のカラマツ材(7000円/㎡)を敷き詰めました。足裏に心地よくて家族全員気に入っています。


もとは団地特有の和室と洋室の続き間。押し入れやふすま、畳、下がり壁は撤去。

リビングの一角に大きなクロゼットとワークスペースを設けました


リビング側に仕切り壁を設けて、主人が希望した書斎コーナーと私が欲しかった物置に。


仕切り壁の向こうに、リビングからは見えないようデスクと棚板を造作。主人は、パソコンを使ったり、音楽を聴いたりと没頭しています。


リビングに面する寝室のドアは、木製のものをペパーミントグリーンに塗装。インテリアにとても映えています。

古い団地の間取りを変えて、暮らしやすくインテリアの映える部屋に

わが家は、中学生の娘がいる3人家族。以前は都心に立つ賃貸の集合住宅に住んでいて、それなりに快適でしたが、家賃の高さがネックで――。

それで、東京郊外で家賃の安い物件を探し、この団地を見つけたんです。見た目は古いけれど、地域の賃貸物件より、買ったほうがお得なお値段。子どものころ団地で育ったから、日当たりのよさや木木の多い環境など、団地のよさを知っていたこともあり、思いきって購入を決めました。

とはいえ、古い団地ですから、間取りから変える必要がありました。LDKは北側にあって暗い印象でしたが、水まわりを動かすと工事費がかさみます。そこで、流し台の位置は変えずに部屋を2つに分け、3分の1をキッチンに、残りを寝室にしました。代わりに、南側の2部屋をつなげてリビング&ダイニングに。主人の書斎も、同じように仕切り壁を作って設けました。

もともとLDKだった北側の部屋の一部を寝室に作り替えました


12畳のLDKを壁で仕切って、クロゼット付きの寝室を設けました。照明のスイッチをつけてもらうのを忘れるという失敗もしましたが、リモコン式の照明器具をつけて対応しています。


壁の1面のクロゼットはオープンスタイルに。

漆喰とパインの床材を選んだことで、古い団地をあたかもフランスのアパルトマンの一室のように変えることに成功した服部さん。実は、配置換えせず場所をそのままにしたキッチンもかなり素敵。明日は、キッチンのリノベーションの様子を中心に、水まわりと子ども部屋のリノベーションの様子をご紹介します。

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団地のキッチンを白いランタンタイルでおしゃれにリノベ【神奈川県】

服部さんのリノベーションの詳細は、こちらのムックでもご覧いただけます。

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#マンションリノベーション

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