家庭用防災セット点検のすすめ
みなさんこんばんは。
編集部の木村です。
先日の地震、怖かったですね。
震源に近い場所では、まだ細かな余震があるそうで、
不安な気持ちで過ごされている方も多いのではないでしょうか?
少しでも不安を払しょくするために、
防災グッズを見直してみようと思い立ち、
5年以上も開けていなかった、避難用袋を点検してみることに。
玄関に置いてあるわが家の避難袋。何が入っているかさえ、忘れているので全部出してみました。
置き型のランプ、懐中電灯、生理用品のポーチ、ろうそく、電池、軍手、水、氷砂糖、備蓄用のパン、乾パン、マッチ、ライター、
ロープ、ガーゼ、三角巾、絆創膏、缶切り、包帯、コットン、タオル、ハサミ。
なんと、水と乾パンは5年以上賞味期限が切れていました!
とにかく水は一番大事だそうです。5年前の500mlを大事にしまっておいてどうする!
自分が情けないです。
まず、最低でも飲料水は家のどこかに1.5リットル×家族人数分×3日分くらいは保存しておかねば。
そう思って、某サイトでさっそくポチりました。
賞味期限5年切れはほかにも。
あのスペースシャトルにも積載されていたという「アキモトのおいしい備蓄食」。
パンの缶詰なのですが、いったいどんなものなのか?
せっかくなので開けてみました!
プルトップを開けるとこんな感じ。
どうなっているんでしょうか?
薄紙をびゅいーんと引っ張ると、いよいよ出てきました!
おおお! ついにでました。結構おいしそうじゃないですか?
触ってみるとふわふわです。ブリオッシュみたいな感じ?
でもさすがに、5年も切れていると思うと食べる気にはなれませんでしたが……。
賞味期限切れも甚だしい防災食のほかにも、
必要なものを買い足そうと、近所の防災グッズのお店に行ってみると、
(パンの後に、こんな話もなんですが)
水の次に大事なのが、意外や「非常用トイレ」なのだそう。
用を足したら凝固剤で固めて、ビニールに入れて捨てるというもの。
購入したのは、凝固剤とビニールがセットになったものの10回分セットを2箱。
凝固剤のお徳用(笑)20回分というものもありました。
そして、コロナ禍の今は、もちろんマスク、アルコール消毒液や除菌グッズも必須アイテムに。
3.11の時はここまで普及していなかったスマホも、今やなによりも必須アイテムなので、
電池で充電できるモバイルバッテリーも買わないと。
懐中電灯も、電池の持ちがいいLEDライトがおすすめなのだとか。
先ほどの防災グッズが揃うお店の店主さん曰く、
「家具の配置もぜひ見直して」とのこと。
寝ているときに本棚やタンスが倒れても、大丈夫な位置にあるかどうか。
スペースを確保できない場合は、天井までの隙間を突っ張りグッズで支えたり、
家具と床の接地面に転倒防止のゴムを挟んだりするだけで、
家具が倒れるのをかなり防げます。
10年経てば暮らしの必需品も変わり、防災グッズも進化を遂げているのだとすれば、
おのずと避難セットも入れ替えがあって当然ですよね。
「備えあれば憂いなし」
みなさんも防災グッズのアップデートをしてみてはいかがでしょうか?
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。