自分が好きな味をストックしておく ― ポルトガル料理研究家・馬田草織さん Vol.1

『家事のしくみを、整える』
2021.06.28

お気に入りの缶詰を
常備しておけば安心。

ご飯に缶詰の
オイルサーディンと
梅干し、薬味、海苔を
のっけたお茶漬けは
私も娘も大好物です。


味がよくてパッケージもかわいいポルトガルの缶詰は「メルカード・ポルトガル」のオンラインで。「オイルサーディン梅茶漬けは、昼のひとりご飯や娘の塾前後の軽食によく作ります。最初はだしやお茶でしたが、最近はもっぱら水や炭酸水で。夏は特にオススメ。まずは梅干しをほぐし、サーディンをくずして混ぜてかき込みます。週一で食べても飽きません」

 

「缶詰のオイルサーディンを結構ストックしています。買い物に行き忘れて食材が何もない! というとき、何度この缶詰に助けられたことか」

という馬田草織さんは、フリーの編集ライターとして食と旅を軸に取材、執筆しながら、ポルトガル料理研究家として料理教室も主宰しています。テーブルの上にずらりと並んだポルトガルの缶詰の、なんとカラフルでレトロでかわいいこと!


オイルサーディン梅茶漬けを水で食べるようになったのは、割烹で「水すい飯はん」を食べたのがきっかけだそう。「外食も好き。その蓄積が私の家ご飯のベースになっているのかな」

 

「私のオイルサーディン好きは、ポルトガル好きから来ていると思います。ポルトガル人はイワシが大好きで、オイルサーディンの缶詰の種類がものすごく多い。缶を開けたらすぐに使えて、骨ごと全部食べられて、旬の脂ののった状態で缶に封じ込めるから、生魚より栄養価が高いというデータも。便利なだけでなく食材としても優秀なんですよね」

 

→Vol.2に続きます

photo:キッチンミノル text:和田紀子

 


『家事のしくみを、整える』より
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Profile

馬田草織

Saori Bada

出版社で女性誌編集を経て独立。食や旅を軸に取材・執筆する一方、ポルトガル料理研究家として料理教室「ポルトガル食堂」も主宰。
http://badasaori.blogspot.com

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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