雑貨店「コプス」店主のモーニングルーティン ~スキンケアとベランダごはん~

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2021.07.30

おうち時間が長くなって、部屋で快適に過ごすことや、日々の中で使うアイテム選びをより大切に考えるようになったという方も多いのではないでしょうか。そこで今回、長年「心地いい暮らし方・暮らしのアイテムの選び方」にじっくり向き合ってきた雑貨店の店主さんに、夏の朝の過ごし方、そして物選びを見せていただくことに。ご登場いただくのは、日常使いの器や道具、服を扱う店「コプス」を営む小森知佳さんです。

7:00
窓を開けて木々を眺める


中庭の木々が見渡せるヴィンテージマンションで、パートナーと二人暮らしをしている小森さん。起きたらすぐにリビングの大きな窓を開け、空気の入れ替えをします。
「いつでも自然を感じられる環境で、シンプルに心地よく暮らしたいと思ってきました。だから、目の前に大きな木が植えられたこの部屋に出会えたときはうれしかったですね。毎朝、窓を開けてこの中庭を眺めるたびに、今日もいい日になりそうだな、という気持ちになります」


営んでいる雑貨店の名前も、雑木林という意味の「コプス」。店に置くもののセレクト基準も、自然体で心地よく日常使いできるもの、環境に負担をかけないもの、ということを意識しているそう。さらにもうひとつこだわっているのは、シンプルだけれど質感や佇まいに個性があること。
「器にしてもオブジェにしても、つい手に取ってしまうのは、ざらざらとした手触りだったり、ゆがみがあったり、あえて粗さを残しているようなものばかり。店に並べるアイテムも、そういうものが多いですね。質感のあるものは手に馴染むから、触れるだけでホッとするし、使うたびに『ああ、いいな〜』って愛着が湧いてくるんです。好きなものと一緒に暮らせるだけで、毎日がちょっぴり豊かになる。そんな小さな幸せのお手伝いをしたくて、店を続けている感じです」

7:05
白湯を飲む


この季節でも、起き抜けの一杯は白湯と決めているという小森さん。「胃を温めて体を整えることで、一日の軽快感が違ってきます」。湯沸かしに使うのは、古道具店で見つけた銅製のミルクパン。質感やフォルムに惹かれて思わず購入したのだとか。お湯が沸いたらしたらカップに移し、冷ましてからゆっくり時間をかけて飲みます。

7:15
花の水換え


部屋の中に飾る花も、日々に欠かせない「自然を感じる」アイテム。窓辺に置いた花瓶の水換えは、大切なモーニングルーティンのひとつです。花やグリーンを眺められるこの場所で朝日を浴びながら、最近習い始めたチェロを練習することもあるのだとか。

7:20
洗顔してスキンケア


そうして少しずつ体と頭が起きてきたら、顔を洗いに洗面所へ。無農薬で育てられた米の米ぬか石鹸で洗顔したあとは、最近使い始めたという「極潤ヒアルロン液」をたっぷりと。仕上げにオーガニックのアルガンオイルをつければ、朝のスキンケアは完了です。


「若いころは化粧水などのスキンケア用品はデパートで買っていましたが、10年ほど前に店を始めてからはドラッグストアでいつでも気軽に買えるものにシフトしていました。最近、肌のとてもきれいなお客さまに『水分と油分をしっかり肌に与えることが大事』と教えてもらったこともあって、ずっと気になっていた『極潤ヒアルロン液』を1か月ほど使ってみたんです。トロリとした質感なのに、肌につけると伸びがよくて、顔だけでなく首や髪にまでつけています。ベタベタせずさっぱりしているのですが、ちゃんとしっとり感があって、すごいなーと関心しています」


小森さんが「極潤ヒアルロン液」を気に入った理由は他にも。それは、こだわりの成分だけを配合したシンプルさ、そしてパッケージに環境に負担をかけない素材が使われていること。
「質感にこだわりがあるところといい、自然にやさしいところといい、いつもの自分の物選びや暮らしのスタイルに合っているなと思います。それと、私はスキンケアにしても洗剤にしても強い香りが苦手なので、無香料というのもいいですね」


7:30
近所をジョギングしたあと
もう一度スキンケア


さらに小森さんが肌をしっかり保湿したい理由がもうひとつ。それは、時々しているジョギング。
「日焼け止めを塗るし汗もかくので、帰ったらシャワーを浴びて、もう一度顔も洗うんです。朝だけで2回洗うことになるので、化粧水などのスキンケア用品はなるべくお手頃価格で、なおかつ、しっかり潤うものでないと。何より毎日何度も手にするものだから、アイテム選びは妥協できません」

8:30
ベランダで朝ごはん


2度目のスキンケアを終えたら、朝ごはんの準備。ベランダに置いたテーブルにクロスをかけ、器を並べます。
「寒い季節や雨の日以外は、朝も夜もここで食事をすることが多いです。シンプルに調理したごはんを、季節ごとに変化する木々の様子を楽しみながら、ゆっくり時間をかけて食べる。それだけで、心も体も整う気がするんですよね」


この日、朝ごはんに使った器は、熊本・天草の陶作家・森山至さんによるもの。使い勝手のよさや美しさだけでなく、地元の雑木を燃やした灰で釉薬を作り、地元の土を精製しすぎることなく練って作陶する森山さんの姿勢にも惹かれ、店での取り扱いを決めたそう。
「ものがあふれる時代だからこそ、“新しいものを作る”のではなく、“あるものを活かす”という発想が求められている気がしています。もちろん、作品として美しく価値のあるものというのは大前提ですが……」


販売名:ハダラボモイスト化粧水d

 

器や道具、そしてスキンケア用品も、小森さんが暮らしの物選びで大切にしているのは、シンプルであること、自然に負担をかけないこと、そして質感にこだわりがあること。そんなふうに、自分にとって心地いいと思えるアイテムを丁寧に選ぶことで、日々の暮らしが軽やかになっていくのかもしれませんね。

photo:小山奈那子

 

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Profile

小森知佳

Chika Komori

10年ほど前から東京・石神井で、心地よく暮らすための小物や服を扱う雑貨店「copse(コプス)」を営む。仕事でも暮らしでも、いつも自然を身近に感じられるように意識している。
http://www.copse.biz/
Instagram「@copse_copse_copse

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