面倒くさい日には焼き鳥のたれでチャチャッと味つけ ― 整理収納アドバイザー・ハギヤマジュンコさん Vol.1

『家事のしくみを、整える』
2021.08.25

ToDoリストは作りません。
やらなくちゃいけないのに
できなかったら自分が許せなくなるから。
自分の逃げ道は自分でつくるもの
だと思います。


忙しい日や、「今日はもうご飯を作りたくない」という日の助っ人が「エバラ」の「やきとりのたれ」。そぼろの味つけに、野菜炒めにと、どんな料理にも、あれこれ調味料を入れなくても、これ1本で味が決まる。

 

「うちになくてはならないものは」とハギヤマさんが出してきてくれたのはなんと焼き鳥のたれ!

忙しい日や、「今日のご飯作り、面倒くさいなあ」という日には、野菜や肉をチャチャッと炒めて、これをかければ味が決まる!

「夫も気に入ってくれる味なので、大助かりです」

一級建築士で整理収納アドバイザー。フリーランスで間取り相談を受けながら、インスタグラムやブログ「65点の暮らしかた。」で、頑張りすぎない、お母さんの本音を発信し、その言葉はどれも「そうそう」と大きくうなずきたくなることばかり。
 

自宅は、必要なものがピシッと揃い気持ちよさそうなこと!

なのに……。唯一の弱点がご飯の支度。料理が苦手で、毎日憂鬱でたまらないのだとか。
 
家事の大変さは、こんなふうに「あ〜あ」と心が重たくなる、精神的負担なのかもしれません。だからこそ、自分の心の持ちようが大事。

実は2年半前まで会社員として働いていたというハギヤマさん。当時は「できないことはしなくていい」と、とことん引き算で家事をこなしていました。

娘としっかり向き合いたかったこと。義母が突然亡くなったこと。自分の時間が欲しかったことが重なって、会社を辞めたそう。

「それまで、仕事も家事も子育てもすべてが中途半端だったから、再度整え直した感じですね」

 

→Vol.2に続きます

photo:伊東俊介 text:一田憲子

 


『家事のしくみを、整える』より
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Profile

ハギヤマジュンコ

Junko Hagiyama

一級建築士、整理収納アドバイザー。フリーで、理想の家を手に入れたい人のための「間取り相談」を受ける。インスタグラムやブログで頑張りすぎない65点の暮らし方を発信。建築士の夫と娘と3匹のチワワと暮らす。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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