【ちいさなおへそ1】新しい旅のかたちは「おいしく泊まる」 ― セブンデイズホテルプラス

暮らしのおへそ
2022.09.19


その土地の食材を手に入れて、
キッチン付きのホテルの部屋で料理していただく。
そんな旅先の体験は体と心を元気にしてくれます。


毎週日曜日に、ホテルから歩いてすぐの場所で日曜市が開かれる。そのほかにも「道の駅」や野菜の直売所があちこちに。ホテルスタッフがおいしいお店を教えてくれる。キッチン付きの部屋があれば、食材の買い物がより楽しくなりそう。


右・「セブンデイズホテルプラス」に新たにできたキッチン付きの部屋は2タイプ。どちらもゆったりとしたサイズのベッドやソファがあり、長期滞在にもぴったり。 左・キッチンには鍋や調理道具、食器、電子レンジや炊飯器など、調理のために必要なものすべてが用意されている。

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キッチン付きの部屋で
高知の食材を使って一皿に

今から19年前、高知市に1軒のビジネスホテルがオープンしました。ロビーや客室には本物のアートが飾られ、部屋のマグカップ1個からパジャマまで、オーナーが「これがいい」と選んだもの。過不足のない居心地のよさはたちまち評判になりました。それが「セブンデイズホテル」です。

そんなホテルがリニューアル。キッチン付きの部屋が生まれました。高知といえば日曜市をはじめ、おいしい果物や野菜がいっぱい!

「アンテナスイカは、1本の苗にたった1玉だけを実らせたもの。このスイカをカットして、バジルを散らし、塩とオリーブオイルでサラダにするとおいしいんです」

とホテルスタッフが教えてくれました。使うのは海水を天日干しして作られた「土佐の塩丸」や小豆島のオリーブオイル。これらは、ホテルロビー内の「ラティコショップ」で買うことができます。

販売されているのは、生産者のもとに直接足を運んで見つけてきた、高知市内でもなかなか手に入らない逸品ばかり。「室戸金目鯛のこだわりコンフィ」の瓶詰めは、ドライトマトと山椒入り。バゲットにのせるだけで、高知の地ビールに合うおつまみになります。

その土地の野菜を買って、新鮮なうちにスペシャルな調味料でシンプルに料理する……。そんな時間は、観光名所をめぐるよりずっと刺激的かも。それが、「セブンデイズホテル」が新しく提案する「おいしく泊まる」体験でした。


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ここでしか手に入らないとびきりの調味料で
ワンランク上のおいしさがたちまち完成

食いしん坊のホテルスタッフが見つけた
「絶対おいしい!」をお客さまにお届け。
一度味わうと、きっとリピートしたくなるはずです。


右・「ラティコショップ」で販売されている「室戸金目鯛のこだわりコンフィ」をホテル近くのパン屋さん「プウセ」のバゲットにのせて。 左・生産する数に限りがある貴重な「アンテナスイカ」にバジルの葉を散らしたサラダ。簡単なのに絶品。


上・「セブンデイズホテルプラス」のロビーにある「ラティコショップ」。塩やオリーブオイルのほか、ホテルオリジナルクッキーや「ポワリエ・ショコラ」のチョコレート、無農薬の紅茶「紅小春」など、さまざまな食材が揃っている。下・ロビーには、版画家・松林誠さんの作品が飾られ、「フリッツ・ハンセン」のチェアが並ぶ。


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\ ホテルからおいしい一箱が届きます /


月に一度、野菜や調味料、スイーツなど、高知のおいしいものを詰め込んだボックスを販売。高知に出かけなくても、自宅で「セブンデイズホテル」セレクトのおいしさを味わえる。

 

photo:徳丸哲也 text:一田憲子


『暮らしのおへそ Vol.34』より
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セブンデイズホテルプラス

ビジネスホテルでありながら、アートやデザイン性の高い家具、小物などを揃え、心地よい滞在を提供してくれるホテル。「セブンデイズホテル」と「セブンデイズホテルプラス」の2棟がある。昨年一部をリニューアル。キッチン付きの部屋と「ラティコショップ」ができた。
高知県高知市はりまや町2-13-6
https://www.7dayshotel.com

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