私にとって掃除は部屋をきれいにすることではなく、気持ちをスッキリさせること。Vol.2  お笑いトリオ「森三中」大島美幸さん

暮らしを、みがく
2016.12.06

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パーカ¥2,8000/9.Acryl closet

Vol.1はこちらから

「コロコロの消費量はティッシュより多い(笑)。私、コロコロ命なんです。
何がいいって、とれたものが目に見える。その信頼度は相当デカイです。
掃除機のように音がしないので、息子が寝ている間も気兼ねなく掃除ができます。
床も壁も、ベッドもソファもコロコロ。ある時、夫の髪を切ったあと、
床をコロコロしたついでに、夫の洋服についた髪の毛を取ろうと
肩から肩甲骨にかけてコロコロしたら、夫が『気持ちいい~』ってなって。
あら、マッサージもできるんだ! と新しい使い方を発見して嬉しくなりました。
部屋も洋服もきれいになって、その上健康効果もあるなんて
、コロコロって、本当にすごい!」

 コロコロ愛を力説する大島さんが掃除に目覚めたのは、
ひとり暮らしになってから。自分が何もしないと、1日でホコリが溜まる。
実家がいつもきれいだったということは、母や祖母が毎日掃除をしていたからだ
ということに気づいたからでした。

「あ、自分の家を持つということは、自分できれいにしないと、
どんどん汚れていくんだなと。だったら、自分できれいにしよう! と。
母も祖母もきれい好き。きれいが当たり前で育ったので、
汚れている状態が苦しくてたまらない。掃除をしないと心が荒みまくりです。
私から掃除をとったら生きていけない。生きることは掃除をすることなんです」

結婚してふたり暮らしになり、来客も増え、人が増えれば
その分汚れも増えることに気づいた大島さん。
しかも、ご主人は掃除をいっさいしない人でした。

「結婚してから掃除も洗濯も一度もしたことがない。
洋服は脱いだら脱ぎっぱなし。鏡には手あかつけっぱなしの
水しぶきも飛ばしっぱなし。今でこそ、料理を作ってはくれますが、
やりっぱなしであと片付けはすべて私。
どうせ何もやらないとわかっているので、逆にやる気が湧いてくるんです」

Vol.3につづく

『暮らしを、みがく』より

text:和田紀子 photo:馬場わかな  styling:圓子槙生 hair&make-up:根本茉波

Profile

大島美幸

OSHIMA MIYUKI

お笑いトリオ「森三中」のひとりとして活躍中。子育てをしながら、テレビの他、舞台や雑誌などでも幅広く活躍中。ご主人は放送作家の鈴木おさむさん。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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