【先出し!ナチュリラ秋冬号その3】好きなものと暮らす・過ごす3人の物選びとインテリアのお話

ナチュリラ
2022.10.06


一昨日からお届けしている“先出しナチュリラ”。再来週10月15日(土)に発売となる『ナチュリラ』2022秋冬号より注目記事をピックアップしてご紹介してきました。



 

「お気に入りに囲まれて暮らす」……よく聞くフレーズではあるけれど本当に実践できている人は案外少ないのではないでしょうか。『ナチュリラ』春夏号に寄せられた「素敵なインテリア企画も見てみたい!」とのお声に応えて、ストイックになりすぎす、気負いなく好きなものとの時間を楽しむ3人の方を取材しました。


ていねいに選んだお気に入りと日々を過ごす主婦の近藤美樹子さん。近藤さんが築3年のこのマンションの一室に引っ越してきたのは約1年半前。少しずつ買い揃えた絵やオブジェなどのアートと古い家具が調和してどこか心やすらぐ空間です。「かわいらしさより、シンプルで静寂なインテリアが好み。物を選ぶときはいつも迷わず、ひと目で“これ”と決めます。自分が好きなら、高くても安くても、有名でも無名でもいいんです」と話してくれました。


築60年ほどの古い一軒家で、保護猫出身のくるりともっぷと暮らすカザワサキエさんは靴職人。自宅はアトリエも兼ねていて、靴の製作と靴教室を行っています。家具の多くは「洗練されすぎていないところがいい」というイギリスの古いもの。部屋の随所に収納や2匹の猫がくつろぐためのかごが置かれ、温かなムードを醸しています。


東京・湯島のビルの一室でアンティーク店「ATLAS antiques」を営む飯村弦太さん。お店の中は、南仏を中心に自ら買いつけた古いものたちであふれます。「昔から美術が好きで、それに携わる仕事がしたいと思っていました。シンプルだけど、どこかニュアンスのある古い器や蚤の市で見つけたハンカチなど、ひとつひとつに物語があるものに惹かれます」。そんな古きよきものに囲まれた時間は、ご自宅でも同じです。「住まいはフランス人が手がけた建物なのですが、代々、作家や陶芸家が暮らしていたそうで、画集や図録を収納する造りつけの棚が備わっていて。僕はそこに、好きなオブジェや作品集を飾っています。そうすることで、お店のディスプレイのインスピレーションにもなるんです」

『ナチュリラ』2022秋冬号では、3人の住まいやお店をすみずみまでご紹介していますよ。発売をお楽しみに! ネット書店での予約もぜひご活用くださいね。

 

写真:枦木 功、回里純子、飯村弦太 取材:坂本祥子、増田綾子

 


『ナチュリラ』2022秋冬号より抜粋
amazon / 楽天ブックス


←その他の「ナチュリラ」の記事はこちらから

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ