内田彩仍さんvol.3 暮らしに好きを散りばめておく

「幸せな心持ち」特集
2022.12.07


日々暮らす中で、ささやかな幸せを見つけることが楽しみのひとつだという内田彩仍さん。その何気ない幸せに気づくには、自分の心の持ちようが大切、と思いを一冊にまとめたのが、新刊『幸せな心持ち』です。おかげさまで多くの方にお手に取っていただき、無事重版も決まりました!
そこで今週は4日間に渡り、本の中から1話ずつをご紹介しています。3日目のテーマは「暮らしの好きを散りばめておく」。さて、内田さんの「好き」とは、どんなものなのでしょう?

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不要な外出をしなくなって、随分月日が経ちました。元々、家に居ることが多い生活を送っていたのもあり、暮らし方はさほど変わっていませんが、自ら進んで出かけないのと、出かけられないのとでは、やはり心持ちが違ってきます。そこで、代わり映えのない毎日を少しでも軽やかな気分で過ごせるようにと考えたのが、暮らしのなかに「好き」を散りばめておくこと。季節の花を飾ったり、好きなお茶セットを用意したり。ひと息つきたいと思った時に、「好き」がすぐそこにあるだけで、幸福感に包まれて、ふっと気持ちがほぐれます。


玄関
廊下に猫用の脱走防止扉をつけたので、玄関には好きなものをしつらえることができます。生花店で見つけた間引き葡萄を飾ってもここなら、そらに食べられる心配もありません。

 


 

最近加わった、「好き」と感じる日常の風景があります。先日、いつも家具をオーダーしているイデアさんにお願いして、リビングの大きな窓の横に、小さな棚を造りつけてもらいました。ここに好きなCDや本を並べたり、クリアガラスにティーライトキャンドルを入れて灯したり。この棚の雰囲気がとても好きで、仕事で行き詰まった時などに、ふと窓の外に目を向けると、小さな棚も自然と目に入り、何度癒やされたことか。

「好き」を楽しむ棚
CDプレーヤーの近くによく聴くCDを置く場所が欲しくて、壁に小さな棚を造りつけてもらいました。ここから本や音楽を選んだり、ティーライトキャンドルを灯したり、日常のささやかな楽しみが増えたように思います。

 


 

また、普段あまり目にしたくないものや、愛猫そらにとって危ないと思うものは、「好き」に変換したり、「好き」なものでカバーしたりすることも。例えば普段使いの文具は、ぴったり収まるサイズのトレイに整然と並べるだけで、ちょっとしたオブジェに変身。気になるコード類は、シンプルなデザインのバンドで束ねてケースに収納すれば、整列している姿がなんともかわいく、片づけようという気力も出てきます。

ふと目に入るたび、手に取るたびに気分が上がる「好き」なものたちにいつも助けられ、元気をもらっている毎日です。


筆記用具
ペンやはさみ、付箋などが整理されて並んでいるのを見ると持ちがキリッと整い、心穏やかに仕事をスタートさせることができます。


タブレット
iPad用のスタンドはオンラインミーティングや料理のレシピ確認用に使われることが多いと思いますが、わが家の場合は使わない時に置く場所として活躍。シンプルなものを選べばiPadごとインテリアの一部として馴染んでくれます。


photo:大森今日子


 

【お知らせ】
内田彩仍さんの暮らしの動画を公開中です

朝食の準備や、クリスマス飾りをしつらえている風景を動画で見られます。新刊とあわせてお楽しみください。

 

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Profile

内田彩仍

Ayano Uchida

福岡県に夫と愛猫と暮らす。丁寧な暮らしぶり、センスある着こなしが雑誌などで人気を集める。主な著書に『いとおしむ暮らし』『家時間』『幸せな心持ち』(主婦と生活社)などがある。

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