ちゃんとお化粧しているのに疲れた顔に見える… それ、メイクとスキンケアで解決できます!

45歳からの自分を好きになるメイク特集
2023.11.29

45歳をすぎると、女性ホルモンが急激に減少しはじめて、顔の形や肌の質感、髪質まで変わって見えるようになります。そうして50代でメイクの迷子期に突入し、徐々に鏡を見るのを避けるようになり、自身を失ってしまう方が多いようです。そこで、『45歳からの自分を好きになるメイク』を発売したばかりのメイクアップアーティスト・レイナさんに45歳以上の大人の女性に起こる変化にどう対処したらいいのか大人の女性が、イキイキとした肌や表情を取り戻すためのスキンケアとメイクのコツをおうかがいしました。

※この記事は『45歳からの自分を好きになるメイク』から一部抜粋しています。

レイナさん

メイクアップサロンCrystalline(クリスタリン)主催。雑誌やCMでの女優、モデル、文化人のヘアメイクはもちろん、プライベートレッスンで40~50代の悩める女性のメイクを数多く手がけています。

 

Q.なぜ、ちゃんとメイクしているのに疲れた顔に見えるんでしょうか?

A.大人のキレイを引き出すには「光と影と血色」が大事です。

 

みなさん、スキンケア用品をランクアップしたり、パックをしたりという方は多いと思いますが、そもそも基本的なメイクの方法をアップデートしていらっしゃるでしょうか?

年を重ねて更年期に入ると、体調だけでなく顔つきや表情についてもさまざまな悩みが生じてきます。なかでも多くの方に共通して起こるのが、肌ツヤや血色の減少と顔の骨格や肉づきの変化による悩み

肌ツヤや血色が少なくなると疲れたような印象を与えがち。また太ったりやせたりはもちろん、筋肉の衰えや骨がやせることでフェイスラインが変化 すると、顔が平面的に大きく見えたり、人によってはこけて見えてしまうことがあります。その悩みを解決するのに欠かせないのが「光と影と血色」です

たとえば、骨がやせて頰やこめかみがへこみ、骨ばって見えてしまう場合は、光を演出するコンシーラーとハイライトでふっくらと。

逆に太ったり筋肉が落ちて、のっぺりと見えてしまうなら、影を演出するシャドウと前述の光を組み合わせて立体的に。

また、血色不足による肌の暗さは、クリームチークによる仕込み血色で明るく。この〝補整力〟が大人のキレイの要なんです。

 

イキイキとした顔を取り戻すには「血色」が欠かせません

「クリームチーク」で血色をしっかりと仕込みましょう!

イキイキとした印象には血色が欠かせません。チークを塗らずファンデーションだけでベースメイクを済ませてしまうと、肌色が均一になるぶんかえって疲れた表情に見えてしまいます。血色が減る大人世代のメイクではベースづくりの段階で、クリームチークを使ってうるおいやツヤ感のある血色を仕込んでおくことが大切です。頰からこめかみにはしっかりめに、生え際やまぶた、輪郭にもほんのりと、コーラルピンクのクリームチークを仕込んでおくと、血色と立体感がプラスされ健康的な肌色に。さらに、メイクの仕上げの際に同じようにパウダーチークをのせれば、一日じゅう明るく元気に見えますよ。

 

まぶたが落ちくぼんで疲れて見えるという方は

コンシーラー+パール入りのアイシャドウが効きます!

目がくぼむと、その周辺に影ができてしまいます。これが疲れて見える原因。影を消さずに色をのせても、暗さが透けてしまい美しく発色してくれません。まずは補整効果の高いコンシーラーでくぼんだ部分を明るくしましょう。 

やり方は簡単。くぼんだ部分にオレンジ色のコンシーラーを塗って血色を仕込み、次に黄色のコンシーラーで明るさをプラス。フェイスパウダーでおさえてから、上まぶたにパール系の明るい色をのせると目元が明るくなりますよ。

「45歳からの自分を好きになるメイク」では、このほかにも、大人の女性が抱えるモヤモヤを解決し、イキイキとした大人の美しさを取り戻すための、メイクのアイデアをたっぷりご紹介しています。

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