家庭だけでなくオフィスやレストランなどでも活躍中。心地よいフィット感【マルニ木工】Roundishチェア

令和の家具事典
2024.10.16

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

 

「日本の住文化を高めたい」そんな思いで創業したマルニ木工は2023年で95周年。
創業以来変わらず木製家具にこだわり、「工芸の工業化」をモットーに、職人の手仕事と機械加工のバランスを追求した家具を皆さまに提案しています。
「令和の家具事典」ではマルニ木工のこと、そして私たちが作る家具のことなどをお届けしていきたいと思います。
少しでも皆さまの暮らしのお役に立てますように。

 

***

#15
心地よさをつくる丸みRoundishチェア


Roundishは、丸みを帯びたデザインが特徴です。
開発当初からポイントとしていたのは、座る人を優しく包み込んでくれるフィット感。

この椅子の良さは、座って初めて体感することができます。丸みのある可愛らしいデザインに惹かれて何気なく座った時、その心地よさに思わずハッとするはずです。
そして、その座り心地に感動した多くのオーナーから受け入れられ、さまざまなシーンで活躍しています。ご家庭だけではなく、オフィスやカフェ・レストラン、図書館やホテルなど国内外の公共施設でたくさん使用されています。

Roundishチェアには3つのバリエーションがあります。その座り心地を説明いたします。

画像は左から、板座、背板・張座、張座

 

板座(いたざ)


板座は言葉の通り、板のままです。
立ったり座ったりの動きが多い方にはおすすめの一脚になります。丸みのある座面はお尻にやさしくフィットし、板座が苦手な方にも好評です。木目の美しさが際立つのも板座ならではの楽しみの一つで、椅子単体の立ち姿が美しいのはダントツです。

 

背板・張座(せいた・はりざ)


直営店スタッフに一番人気なのが、この背板・張座になります。
背板は滑りが良いので、体の向きを自由自在に変えることが出来ます。テーブルに着座したまま、テレビを観るなどの体勢が楽です。座は座面の張生地とご着用の生地がピッタリとくっつき、下半身が固定されることで安定した座り心地になります。

 

張座(はりざ)


この椅子の座り心地のよさを一番感じることが出来るのが、張座になります。極少のウレタンが入っているだけなのに、やさしく体を支えてくれます。
背もたれ部分はテーブルの天板より上になるため、張生地でお部屋にアクセントを添えることができます。

 

デザイナー深澤直人も検証

大きめのラウンドの背板が腰をしっかり支えるため、長時間座っても負担なく姿勢が崩れません。ダイニングチェアはもちろん、デスクワークやドレッサーの椅子としてもお勧めです。

デザイナーである深澤直人も、当初の想定を上回る掛け心地の良さを自ら検証されたそうです。
湾曲した背もたれが座る人の背中を優しく包み込み、傾斜した座面手前部分がその腿(もも)を抱える状態になることで、それはまるで生まれたばかりの頃、母親に抱きかかえられた時に得た安らぎの記憶を呼び覚ます効果があるのかも知れない、と。

Roundishチェアの誕生秘話詳細はこちらから
心地よさをつくる丸み「Roundish」01|マルニ木工オンラインショップ|maruni ONLINE SHOP

 

←「マルニ木工」その他の記事はこちら

マルニ木工

オンラインショップ:https://webshop.maruni.com/
オンラインショップインスタグラム:@maruni_onlineshop
ホームページ:https://www.maruni.com/jp/
ショップ・ショールーム:https://www.maruni.com/jp/showroom
公式インスタグラム:@maruni_jp
公式X(Twitter):@maruni_mokkou

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ