キャベツをたっぷり使ったミネストローネ
みなさんこんにちは。馬狩まどかです。
一ヶ月前のコラムでは夏野菜を使ったしば漬けをご紹介しましたが、1ヶ月ほどの間に北海道はすっかり寒くなり、ポータブルのストーブを焚く日も出てきました。
おすそ分けでいただくお野菜も秋の作物になり、近隣の農家さんが寒い時期に出荷するキャベツもいただくように。
今日はそのキャベツをたっぷりと使ってミネストローネを作りましたよ。
お野菜の甘みとうまみが濃厚なので調味料は塩だけで充分!
どうぞ最後までご覧くださいね。
わが家のミネストローネは
○ちょっといい牛肉を使う
○野菜はやや小さめに切る
このふたつがポイント。
ちょっといい牛肉は、お安く手に入った時に冷凍保存しておいて、ミネストローネが食べたいときに使うようにしています。お野菜は、キャベツと玉ねぎとニンニクは欠かせないけど、基本的にはあるもので作ります。今回は私の中のベストラインナップの、キャベツ、玉ねぎ、にんにく、じゃがいも、にんじん、セロリを入れました。26センチの鍋にたーっぷり作ります。
1まず、お野菜を切っていきます。キャベツ5枚は荒いみじん切り。
にんじん大1本は小さめのさいの目切り
じゃがいも5個はさいの目切り。メークインなど荷崩れしにくい品種を選びます。
玉ねぎ中玉4個は細かいみじん切り。
セロリ1本は薄く小口切りにします。
鍋にオリーブ油大さじ1を入れ薄切りにしたにんにく2かけを入れて火を点け、火が通り始めたら牛肉150gを入れます。牛肉はちょっと良いお肉!こま切れ肉で充分ですよ。今回は薄切りだったのでそのまま使いましたが、お肉が大きかったら切りましょう。
お肉に火が通ったら野菜を全部入れます。
途中でバターを15gほど追加して野菜をよく炒め、しんなりしたら、トマトの水煮を1パック(400gほど)と水1リットル、あればローリエ2枚を入れます。
あくを取ながらゆっくり20分ほど煮込んでいきます。仕上げに塩をお好みで入れたら完成!
子どもたちは学校から帰るとおなかぺこぺこ。スープでちょっと腹ごしらえします。
面倒くさがりな私がいつもスープはお野菜を大きめにざくざく切るのですが、ミネストローネは細かく切るので、作るとなるとちょっと気合いを入れなければなりません。少しハードルは上がるミネストローネですが、ご近所さんの立派なお野菜をいただくと「よしやるぞ!」のスイッチが自然と入ります。
今回も甘いキャベツのおかげでとってもおいしくできました!
北海道はこれから長い冬が始まるので、保存食などを仕込む時期になってきました。次のコラムの頃には初雪が降っているでしょうか。
さ て、 次 は 何 し よう
このほかの馬狩まどかさんの記事はこちら
Profile
馬狩まどか
自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と可愛い2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しんでいます。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信しています。そんな魅力あふれる「うま家」の暮らしの中から、この連載では、地元の旬の食材を美味しく食べる工夫や、常備菜や保存食にするアイデア、自然素材を用いた暮らしの雑貨作りなど、まどかさんが日ごろから行っている手しごとについてご紹介していただきます。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。