秋の肌トラブルは夏のダメージが原因かも! スキンケアに関するお悩みQ&A Vol.1

『45歳からの自分を好きになるメイク』
2024.11.11

若い頃と同じように、なんとなく続けているスキンケア。実は、それが老化を招いてしまっていることがあります。肌が乾燥しているにもかかわらず、皮脂の多かった昔と同じように洗顔をしたり、さっぱりした化粧水を選んだりしてしまってはいないでしょうか。キレイになるためには、その無関心をあらためて、日頃から自分の肌や表情に気持ちを向けてあげることが大切。今日の自分はどんな顔をしているでしょう。毎朝、毎晩のスキンケアは、肌をとおして、自分をいたわってあげる時間。大人の肌をやさしくお手入れしてあげてくださいね。この記事は、メイクアップアーティスト・レイナさんの著書『45歳からの自分を好きになるメイク』から一部抜粋しています。


 

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Q.
しっかり洗顔しているのに、肌がテカってしまいます。

だんだん毛穴も開いてきたような…。

A.洗いすぎが原因かも。
若い頃と同じ洗顔方法を続けていませんか?

肌には適度な水分と油分の両方が必要です。どんな肌質の人でも過度な洗顔を続けると、皮膚を正常に保つのに必要な油分まで洗い流してしまいます。すると、肌を乾燥から守ろうとして逆に皮脂が過剰に分泌し、テカったり、毛穴が開いたりしがちに。また、年齢を重ねると肌の水分量が低下してしまう傾向があるため、若い頃と同じような洗顔を続けていると、乾燥を招いてしまうことも。

洗顔後に肌が乾燥したり、つっぱるような感触があるなら、洗顔方法を改めましょうというサインかもしれません。

洗顔の基本は、肌に負担をかけず、いらないものだけを取り去ること。肌のタイプや使うクレンジング剤の種類にもよりますが、ダブル洗顔は必ずしも必要ではありません。クレンジング剤でメイクを落としてみて、ぬるつきがあるときのみ洗顔料を使うようにしてください。

なお、朝の洗顔は基本ぬるま湯だけでOK。オイリーに感じるときだけ、部分的に洗顔料を使って洗顔を。“今日の肌状態”に合わせてケアを変えましょう。

クレンジングも洗顔も
頰をいちばん最後に

洗顔料を使う場合はよく泡立てて。泡が汚れを吸着するので、泡になっていないとキレイに落とせません。


CMのイメージからか、頰から洗う方が多いようですが、頰は顔の中でも皮脂が少ないところ。ここをいちばんに洗ってしまうと乾燥や赤みの原因に。皮脂分泌の多いところから、①眉間→②鼻まわり→③あご→④目元→⑤額→⑥頰の順番に洗いましょう。

 

スキンケアと合わせて実践すると効果絶大!
【モーニングルーティン①】顔が変わる!メイク前の下ごしらえマッサージ♡

 

→Vol.2につづきます

取材・構成:多田千里 イラスト:重 志保


 

『45歳からの自分を好きになるメイク』


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Profile

レイナ

reina

メイクアップサロン「Crystalline(クリスタリン)」主宰。1978 年生まれ。早稲田大学を卒業後、大手化粧品会社に勤務。美容師免許を取得。2006 年よりフリーランスのメイクアップアーティストとして活動を始め、女優やモデル、文化人などさまざまな年齢層の女性のヘアメイクを手掛ける。美容誌やCM などの撮影に携わるかたわら、完全予約制にてプライベートメイクレッスン、グループレッスンなどを行っている。

Instagram:@reina.official
YouTube:REINA CHANNEL

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