体にも心にも優しい「やまのかし」の焼き菓子

〜「Fosset／フォセット」より　vol.8〜

ちょっと疲れた日には、おいしいおやつでほっと一息つきたくなりますね。今日は、体にも心にも優しい、「やまのかし」さんの焼き菓子をご紹介いたします。

やまのかしのうちだみほさんとの出会いは、5年以上前のこと。静岡のお店によく足を運んでくださっていた、うちださん。ある日、帰り際に「クッキーを焼いたから良かったらおやつにどうぞ！」と焼きたてのクッキーをいただきました。
甘さ控えめのザクザクとした歯ごたえのあるクッキー。噛めば噛むほど素材の美味しさが広がります。うちださんのあたたかいお人柄となんだかほっとする美味しいクッキーに魅了され、「いつかお客様にご紹介したいな」と思ったことをよく覚えています。

うちださんの息子さんが卵、乳製品、魚、犬，猫アレルギーが発覚したことをきっかけに、玄米菜食という食事スタイルを知り、生活に取り入れるようになったそう。マクロビオティックのお料理教室でお手伝いをされたり、東京のリマクッキングスクールにも通ったり、食の大切さや考え方など学ばれました。
20年以上前には、卵乳製品不使用のお菓子はなかなか買えず、自分で作って息子さんたちのおやつに。作ったクッキーをマクロビオティックの先生にプレゼントしたらとても喜ばれ、「これ、売ろうよ！」となったことが始まりなんだとか。

お菓子に使用する素材は、できる限りオーガニックなもの、身体に負担の少ないもの、国内や土地のもの季節のもの。卵や乳製品は使わず、厳選した素材だけで焼き上げているんですよ。

「小さなお子さまからお年寄りの方までおいしく安心して食べられるお菓子でありたい。私のお菓子を食べて少しでもほっとしたり、元気になったり、幸せを感じていただけたら嬉しいです。そして食に感心を持っていただけたら嬉しいです」とうちださん。

静岡市葵区平野の自然豊かな場所に工房を構え、一つ一つ丁寧に心を込めて作られた焼き菓子。入荷するたびに、お菓子を買いにきてくださるお客様も多いんですよ。季節に合わせて、クッキーの種類は変わっていきます。そのときそのときのお菓子を楽しんでいただけたら嬉しいです。
ぜひ召し上がっていただきたいひとしなです。

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