私たちが飼っている 馬について

今日のひとしな
2025.02.22

〜「haku 生活洋品店」より〜 vol.22


本日は私たちが運営する牧場で暮らす馬たちについてご紹介させていただきます。私たちは現在3頭の馬を飼っています。 


11年前私たち家族の最初の移住先であった岩手県遠野市で2頭の重種の牝馬を引き取ることになったのが馬との生活の始まりでした。
姉妹の2頭は芦毛(白の馬)がシバ、暗い赤褐色の馬がフウという名前がついており、

 


競りで馬肉になるところをこの馬たちのファンの方々と共にレスキューしたのがきっかけでした。遠野市では自宅の後ろに厩舎を作り敷地内で一緒に暮らしました。

 


シバは気が強くリーダー気質でフウは臆病で頑固、それぞれ個性を持った馬たちを人と暮らせるように調教し、窓の外を見ると馬たちが見えるという生活を3年続けました。
そして次の移住先に選んだのは現在の北海道白老町。こちらでも無事に安心して飼える牧場を見つけることができ、良い掛け合わせになりそうな知り合いの軽種馬をシバのお婿さんに迎えて生まれたのが3頭目の牡馬ノアでした。

 


現在8ヶ月のノアの食事は離乳が始まり牧草の割合が増えてきました。広い放牧場を自由に使いのびのびと成長しています。牧草は24時間自由に食むことができますが馬糞の掃除、爪のメンテナンス、トレーニング・・・などなど最低でも1日2回は牧場での作業があります。
馬との暮らしは手間がかかり大変なこともありますが私たち家族に心を許し懐いてくれる彼女たちの信頼を実感できるのは本当に掛け替えのないことではないかと思います。

 


これからも地域のみなさんのご協力と共に成長を見守り続けたいと思っています。 

菊地辰徳

菊地恵実子

 

 

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haku 生活洋品店

北海道白老郡白老町大町2-1-23
営業時間:11:00〜16:00
定休日:日・月・火曜日
https://hakuhostel.com
Instagram:@hakuhostel

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