今号の特別出演
「大人になったら、着たい服 2017春夏」発売中です
暮らしとおしゃれの編集室・編集人のウメダです。この原稿を書いているのは、世の中的には、プレミアムなフライデーである、月末金曜日の午後 5 時。まったく仕事が終わる気配がありません(笑)。もとよりうちの会社では、この運動(?)に参加していないのですが、まさに今日が年度末ですからねー。「それどころじゃない!」という方も多いかもしれません。
さて、一田さんのブログや、編集部の伊藤のブログでもお知らせしていますが、「大人になったら、着たい服 2017春夏」が発売して、ちょうど1週間。お蔭様で初速好調です! 今号はいつもの実例取材に加えて、「今、着になるモノやヒト」にフォーカスした特集にも力を入れました。今日はそんな特集を2つご紹介します。
これからの季節に1枚あると重宝するリネンシャツの特集です。ひと昔前は”リネン”というと高級服地というイメージで、私が新入社員だった頃、当時の上司が夏になると麻のスーツをバリッと着こなしていて、「おっしゃれ~」と感激したものです。今思うと、真っ白な麻のスーツで出勤していた強面の上司は、ご近所でサラリーマンとは思われていなかっただろうなー(笑)。今ではリネンという素材も一般的になりましたが、その分、玉石混交。どんなリネンを選ぶかで、着心地に大きな差が出ます。そこで大人が納得できる本物のシャツを「スティアンコル」「ガーデンズオブパラダイス」の2つのブランドからご紹介しました。
モデルになってくださったのは、エッセイストの石黒由紀子さん。愛犬の豆柴・センパイ(11歳 ♀)もお揃いのバンダナ着用で特別出演してくれています。石黒さんといえば、一緒に暮らすセンパイと、猫のコウハイ(6歳 ♂)との日々を綴ったエッセイが多数ありますが、その日常をブログやインスタでもチラリと見ることができます。なんというか、人間も犬も猫も、みーんな家族! そんな大きくて、やさしい視線がとても良いのです。6月には『猫は、うれしかったことしか覚えていない』(幻冬舎)という書下ろしエッセイも発売予定だそうですよ。お楽しみ!
もう一人、今回特別に取材させていただいたのが、パリのセレクトショップ「クリムゾン」のオーナー・リンダさん。取材原稿も撮影も、ワタナベアニさんに担当していただきました。アニさんは、前号のヤッコさんこと、スタイリスト・高橋靖子さんの撮影もしていただいたのですが、大人の女性にえらく人気があります(笑)。それはたぶん、リンダさんやヤッコさんを敬いつつ、先輩の女性たちのチャーミングなところを、見逃さない点にあるのでは? と思います。日本語でいうと「敬愛」。尊敬し、親しみの心を持つこと。そんな眼差しを、世代を超えて持てるのは素敵なことであるなぁ、とこのページを校正しながら考えました。
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