【新刊情報】『77歳365日の紡ぎ方 益子暮らし、元カフェ店主信田良枝さんの居場所』が3月21日に発売になります 後編
栃木県の益子で人気カフェ『猫車』を営んでいた信田良枝さん。69歳でカフェを閉め、現在はひとり暮らしをしています。その暮らしぶりがYouTube『kuchinashi *』チャンネルで大人気! 心地よい空間とおいしい料理、豊かな時間のつくり方を取材した本『77歳365日の紡ぎ方 益子暮らし、元カフェ店主信田良枝さんの居場所』が3月21日に発売になります。昨日に続き、後編をお届けします。
本書は4章に分かれています。章ごとに少しずつご紹介します。
第1章 「家時間」を心地よく
インテリアや片づけなど、部屋の工夫について取材。家で心地良く過ごすための時間の使い方や、電子機器の取り入れ方も参考に。
●好きなものを部屋の情景にする
「私が持っているものは、好きか必要のどちらか。捨てるものはありません」
●素材、サイズ、用途。
自分本位で服を着る
「もう、服に自分を合わせるのはやめようと思ったんです」
第2章 「食べる」を心地よく
充実の朝ご飯や、おいしくて食材廃棄物ゼロにつながる揚げ物などを紹介。陶芸家の元女房の器の使い方についても取材しました。
●朝ごはんは〝ながら食べ″しない
「本や新聞を読みながら食べる人いるでしょ。私はあれができない。食べるときにはしっかり味わって食べます」
●冷蔵庫一掃メニューで〝なんにもない″を楽しむ
「買い物は、冷蔵庫が空っぽになってから」
第3章 「季節の巡り」を心地よく
信田さんが大事にしているのが季節感。草花や旬の野菜など、自然がもたらす変化は暮らしに小さな感動を与えてくれます。
●季節の変わり目に窓を拭く
「掃除はシンプルであればあるほど気楽にできるので、最初から道具や洗剤は持ちません」
●食卓に季節を運ぶジャムづくり
「果物と砂糖だけでつくるシンプルなジャムは、果物の風味を大切にしたいから、甘さも控えめにします」
第4章 「70代の今」を心地よく
健康やお金など、不安はつきもの。「今が将来につながるので、今を楽しむようにしています」と信田さん。実践している健康法もご紹介しています。
●50歳を過ぎたら、服は〝うぬぼれ″で選ぶ
「誰も、人の細部なんて見ていないもの。大切なの、全体的な雰囲気」
●辛いときはもうひとりの自分に甘える
「自分の心に超甘々のもうひとりの自分を住まわせる」
ご紹介は以上になります。
信田さんの飾らない言葉には、生きるヒントがたくさんあります。ぜひ本をお手に取っていただけたらうれしいです。
photo:林 ひろし
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