じっくりゆっくりとまちを歩いてみるススメ。

今日のひとしな
2025.04.25

〜「Repos de midi/ルポデミディ」より vol.25〜



今日は、私たちのまち「枚方公園」(ヒラカタ)をご紹介します。



枚方公園は、京都市内と大阪市内のちょうど間、どちらからも電車で30~40分くらいの場所にあります。特急の停まる駅の隣駅、少し時間が止まった様な、昭和の香り漂うローカル感ある建物が少し、建て替えられた現代的な建物、お寺や蔵など江戸時代宿場町だった歴史を感じさせる建物が点々と交わっています。
住宅街でも商店街でもなく、人工的に整列されていないこのまちの風景に惹かれて20年前に引っ越してきました。



この町の魅力は、そんな風景の中に一癖ある店主が営むお店が点々と点在していること。
店構えも商品も多種多様、歩いて20分程の間に個性の違うパン屋さんが数軒、カフェが十数軒、これは完全に地元びいきではなく(ちょっとあります)、かなりクオリティーも高いので、ぜひ散策していただきたいです。



もう一つお薦めが、毎月1回第2日曜日に開催している「五六市」(ゴロクイチ)という手作り市。京阪電車「枚方公園駅」と「枚方市駅」の間、約1キロの歴史街道沿いに200軒程の店舗が並び、歩行者専用道路となります。
もしご遠方からお越しいただくなら、ぜひ第2日曜日に。お買物を楽しんで、まちを散策して、いろんなカフェを巡って、最後はぜひうちのお店にも、一日このまちを堪能してください。
歴史あるお寺や神社、資料館に展望台もありますよ。



さらにもう一つ。年に一度私たちのお店が主催しているイベント「食と暮らしのマーケット」。こちらは私たちが個人的に好きな作家さんや繋がりある店主さんたちにお声がけして、例年は草々徒(そうそう)お隣の神社一帯で開催させていただいています。
今年は4/26(土)・27(日)の2日間、少し趣を変えて、枚方市駅前の「枚方T-SITE」にて開催させていただきます。



マーケットやライブやワークショップ、4/26(土)は先日コラムでもご紹介させていただいた兵庫県西脇市の「tamaki niime」代表の玉木新雌さんとトークライブも開催いたします。
GW少し前、ぜひ遊びにいらしてくださいね♪♪みんなでお待ちしてます!



■ 【出張 食と暮らしのマーケット】


ちなみに・・・
私たちが引っ越ししてきた20年前、このまちにはカフェがなく、パン屋さんも昔ながらのパン屋さんが1軒あるのみでした。想像ですが、このまちの人たちは、休みの日も電車に乗って大阪や京都市内に出て、買物をしたりお茶をする。誰かと会う時はこちらが出向く。「だって、枚方公園って何もないやん」そう言われていました。
「何もない?!こんなにかわいい建物がいっぱいあるのにもったいない!!」
そう思って何の経験もない中、カフェ開業準備を始めました。住みながらの開店準備中、ゆっくりじっくりまちを歩いてみると、毎日新しい発見があり、知り合いが一人二人と増え、住んでる自分たちが楽しめることをしよう!とみんなで手作り市(五六市)を始めました。
市の出店者さんにこのまちで開業してもらえたらと空き物件を探してみたり、とにかく1軒でも多くこのまちにお店を増えることが、夢のまた夢でした。
でも、20年経った今、夢のまた夢は現実になっています。冒頭にご紹介させていただいた事以上に、このまちにはまだまだたくさんの魅力、たくさんのお店があります。

皆さんもぜひ、自分の暮らすまちをじっくりゆっくり歩いてみてください。
きっとその場所にしか、そこに住む人にしか見つけられないダイヤモンドの原石があるはずです。

 

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Repos de midi / ルポデミディ

大阪府枚方市堤町10-12
TEL:072-843-1525
営業時間:平日11:00~17:00、土日12:00~17:00
定休日:月・火曜日(祝日の場合は営業)
HP:https://www.repos-de.com/
オンラインショップ:https://shop-repos.com/
Instagram:@reposdemidi

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