50代メガネ女子のためのメイク講座【前編】

こんにちは、藤岡ちせです。40代まで東京やN.Y.でヘアメイクアーティストとして活動していましたが、50代で地元の高知にアトリエを開き、マンツーマンのヘアメイクレッスンを行っています。この連載では、お肌の曲がり角を何度も曲がってきた方々にはきっと、お役に立つであろうお話をしていけたらと思っています!
メガネ女子ならではの
メイクのお悩み
さて、今回お悩みを抱えてアトリエにやってきたのは、50代のキュートでおしゃれなメガネ女子。様々な色や形のメガネを持っていて、その日の気分や服に合わせてメガネを変えているそう。そんな彼女のお悩みは……
「メガネを外すと見えないからメイクできないし、かけたらかけたでメガネが邪魔でメイクしにくい」
わーかーるー! めちゃくちゃわかります! 何を隠そう私も50代メガネ女子(女子か?)。同じくメガネ大好きっ子だから、その気持ちよーくわかります。
メガネ女子は、メイクするの大変なんです。だって、メガネを外したら鏡に映る顔が見えないんですから。それならコンタクトにすれば? という声も聞こえますが、メイクをするためにわざわざコンタクトにするのは面倒だし、なにより不経済。なかには体質に合わない人もいるのです。
そこで今回は、メガネ女子のためのメイクについてお話ししたいと思います。いまはメガネをしていない方も、いつかきっと老眼鏡をかける日がやってくるはずなので、そのときのために読んでおいてくださいね。
近視さん&老眼さんと
鏡の関係
この連載の「鏡」の回でも書きましたが、メイクをするときは、細かい部分を映す手元用の鏡と、全体のバランスを確認する大きな鏡を交互に見る必要があります。だから我々メガネ女子たちは、メガネをかけたり外したりしながらメイクしなくてはならず、そりゃー大変なんです。

ちなみに同じメガネ女子でも、近視さんと老眼さんではメガネをかけるタイミングが違います。近視さんは近づけば見えるので手元の鏡は裸眼で見て、少し離れた鏡が見えないので全体のバランスを確認するときはメガネをかけます。が、老眼さんはその逆。私は実はその両方でして、近視かつ老眼! 近くも遠くも見えないというダブルパンチです。
解決法 01
アイメイク中は
メガネのかけ外しを
地道に繰り返すべし!
そんな私のメガネメイクは、けっこう地道な方法です。遠近両用メガネと10倍の拡大鏡、バランス確認用の鏡を駆使して、それぞれの鏡に映る自分とピントの合う距離を絶えず調整しながら、何度もメガネをかけたり外したりしてメイクするのです。
特に難題なのがアイラインで、メガネをかけたらレンズが邪魔で描けないし、外したらボヤけて見えない。とはいえアイラインは、左右の目の形と大きさを揃えるための重要ポイント。なので、このときばかりはメガネのかけ外しの回数が最も多くなります。
まあメガネをかけていれば不思議と厚化粧感があまり出ないので、アイラインが多少太かったりしても、そこまで仕上がりを気にする必要はないかもしれませんが……。
それでも心配な方は、アイライナーの代わりに濃い色のアイシャドウを使うのも手。ペンシルやリキッドタイプのアイライナーはくっきり仕上がるので失敗が目立ちやすいですが、ダークブラウンやダーグレーのアイシャドウを、極細のブラシやチップで細く引いて少しぼかせば、自然な感じで目が引き締まります。
……というわけで、「解決法」と書きはしましたが、お悩みがスパッと解消される魔法のようなワザはなく、その方法はとっても地味(笑)。正直、面倒ではありますが、結局メガネのかけ外しを繰り返すのがメイク成功への近道、というのが私の結論です。皆さん、もし他に何かいい方法を知っていれば教えてください~。
【後編】へ続きます。
illustration:大賀美穂
photo:藤岡ちせ
Profile
藤岡ちせ
ヘア&メイクアップアーティスト。テレビ、CM、広告、雑誌、ミュージックビデオを中心に活躍し、1998年から3年間、ニューヨークでも活動。美への探求心からハワイのボディトリートメントロミロミとフェイシャルを学び、自宅サロンを開くなど活動の分野を広げる。東京、鎌倉と移り住み、2019年に故郷の高知へ。住宅街の一角に、ヘアメイク、写真、オーガニックコスメなどを楽しめるアトリエ「APARTMENT102.」をオープン。
https://www.apartment102.net/
Instagram:@apartment_102_
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