50代メガネ女子のためのメイク講座【後編】

小さなヘアメイク相談室
2026.01.28



【前編】では、メガネ女子がアイラインを引くときのコツをお伝えしましたが、【後編】ではアイシャドウ、アイブロウ、チークについてお伝えしますね。


 

解決法 02

アイシャドウは
メガネとの相性で選ぶべし!


実はアイメイクは、メガネをかけるとあまり目立たないんですよね。逆にいうとメガネをかければアイメイクをしなくてもバレにくいから楽ちん。さらにはフレームが目の下のたるみを隠してくれることもあって、メガネサイコーって思いますが、逃げてはいけません! メガネに似合うアイメイクを知っておくと、仕上がりの印象が違ってきますよ。

メガネのレンズは、実はよく見るとパープルがかっていたりグリーンっぽかったりと、色がついているものが多いんです。ブルーライトカットなどの機能性レンズはたいてい色がついていて、少しくすんでいます。そういうレンズやフレームの色は顔に反射するので、それを計算に入れてアイメイクする必要があるんです。

レンズがくすんでいるのに、アイシャドウもくすみカラーを選んでしまうと、目の周りがドーンと落ち込んでパンダみたいになります。なので、アイシャドウは肌より少し明るいトーンアップカラーを選んでまぶた全体を明るくし、目のふちはアイラインや引き締め色のアイシャドウで強調してメリハリをつけるのがベター。メイク後は必ず明るい場所で、レンズ越しに見えるアイメイクを鏡でチェックしてくださいね。

あと、黒や茶の太めのフレームのメガネは、それだけですでにインパクトがあるので、アイシャドウで色をつけるよりも、パール入りでまぶた全体にツヤを出したり、まつ毛をビューラーでグッと上げて繊維入りのマスカラで長いまつ毛を演出したりして、目元をすっきり明るく見せたほうが似合うと思います。



解決法 03

アイブロウとチークは
メガネフレームの位置を
意識するべし!


アイメイクの他に、メガネをかけるとメイクしにくいのが、アイブロウとチーク。残念ながらこちらも同じく、面倒ですが何度もメガネをかけたり外したりして鏡でチェックしながらメイクするのがベストです。

アイブロウやチークは、ただでさえ左右対称にメイクするのが難しい箇所ですが、そこにメガネがプラスされると、フレームのカーブや高さも意識しなければならず、難易度が爆上がり! でも、メガネの存在を無視してメイクすると顔が歪んで見えてしまうので、慎重にメイクしましょうね。

まずは、眉の左右の高さを揃えます。メガネフレーム上部と眉の間が狭いほう(高さが低いほう)に揃えると小顔効果があるので、そちらの眉毛を先に描きましょう。次に、もう片方の眉の下側を描き足して、左右の高さを揃えるのがコツ。詳しくはこの連載の「左右対称のキレイ顔」の回を参考にしてくださいね。


高さが揃ったら次は、左右の形も揃うように、幅や長さを調整して描き足していきます。ここで間違えないで欲しいのですが、眉毛はメガネフレームのカーブに沿って描くのではありません。あくまで自分の顔に合わせて形を整えます。

例えば、丸顔の人がアーチ型の眉にすると(しかもメガネも丸メガネだったりすると)丸みが強調されてしまうので、ストレート型の眉にする……という具合。キャー、難しい! でもアイブロウは100本、いや1000本ノック鍛錬あるのみ! 試行錯誤を繰り返して自分の顔に合う眉の形を探っていきましょう。

そしてチーク。こちらはまず、メガネを外してチークをのせたあと、メガネをかけて、メガネとチークとのバランスを確認。再度メガネを外して、チークの位置を調整して仕上げる……これが基本の流れです。

メガネをかけたままチークを入れると、メガネフレームより下の頬にしかチークがのらないので、顔が下がって見えたり、頬が大きく見えたりしてしまうので要注意!

あと、色つきのメガネフレームの場合は、チークもそれと相性のいい色を選ぶといいと思います。例えばピンクのフレームならピンク系、グリーンのフレームならオレンジ系にすると、うまくまとまりやすいですよ。赤いフレームのメガネをかけるなら、フレームの色が顔に反射してチーク代わりになるので、あえてチークなしで仕上げるのもアリかもしれません。



50代のメガネ女子にとって、メガネはもはや顔の一部でもあり、メイクの一部でもあるので、メガネを無視したメイクは禁物。少々面倒くさいですが、励まし合いながら一緒にがんばっていきましょう~。

以上、メガネ女子の皆さんなら「わーかーる~!」「待ってました!」といってくれるであろう「メガネあるあるメイクレッスン」でした。

illustration:大賀美穂
photo:藤岡ちせ

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Profile

藤岡ちせ

Chise Fujioka

ヘア&メイクアップアーティスト。テレビ、CM、広告、雑誌、ミュージックビデオを中心に活躍し、1998年から3年間、ニューヨークでも活動。美への探求心からハワイのボディトリートメントロミロミとフェイシャルを学び、自宅サロンを開くなど活動の分野を広げる。東京、鎌倉と移り住み、2019年に故郷の高知へ。住宅街の一角に、ヘアメイク、写真、オーガニックコスメなどを楽しめるアトリエ「APARTMENT102.」をオープン。
https://www.apartment102.net/
Instagram:@apartment_102_

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