2026年の運気アップは元旦の朝にあり!「お屠蘇×若水」でお清めことはじめ
ちいさなお清め
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明けましておめでとうございます。今年は私の初めての本『きょうのお清め』が発売になります。みなさまにとっても最高の年になりますよう、日々手軽にできるお清めや開運法をお伝えしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
元旦、お屠蘇と若水で
心身を清めて
お正月、縁起物がたくさん詰まったおせちなどと一緒にテーブルに並べられるのが「お屠蘇」。1年間の無病息災を願って飲む薬草酒です。屠蘇散(とそさん)と呼ばれる多種類の生薬を日本酒やみりんに漬け込んで作ります。名前の「屠」には邪気を祓うという意味が、「蘇」には心身を蘇らせるという意味があるそうです。お正月が近づくと、屠蘇散はスーパーなどでも手軽に入手できます。
お屠蘇とは別に、元旦に汲む水も「若水(わかみず)」と呼ばれ、邪気を祓うといわれます。昔のように井戸から汲み上げるわけにはいきませんから、朝一番に蛇口を捻って、新しい水をコップに注げばOK。
お屠蘇と若水はどちらも、新年初めて迎える朝の身体をすみずみまで清めてくれそうです。両方いただいて、清々しく1年をスタートさせたいものですね。
歳神様にごあいさつする
新年のお清めも
さらに、新年を迎えて必ず行いたい大切なお清めが、神社に初詣でに行くこと。元旦か、遅くとも三が日までに地元の氏神様に出向き、新しい年の歳神様にごあいさつしましょう。
歳神様とは、家々に新年の幸せをもたらすため、高い山から下りて来てくださる来訪神のこと。今年1年を幸せに過ごせるよう、清めていただけます。今年叶えてほしい夢や希望を祈願しましょう。お参りの後はおみくじを引いて、今年の運試しをするのも忘れずに!
文/高宮カルラ イラスト/カトウミナエ
連載「ちいさなお清め」は
毎週金曜の夜にお届けしています
忙しい毎日の中で、イライラしたり、モヤモヤしたり、不運が続くと、「邪気がついているのかも…?」などと感じることがあるもしれません。そんなとき、すぐできる手軽な「お清め」を知っておけば、心も身体もすっきり整い、ご機嫌な自分に戻れます。この連載では、来年2月に発売予定の本『きょうのお清め』の中からおすすめの「お清め」をピックアップしてご紹介。四季の移ろいや日本の暦に寄り添う浄化法で、クリアな自分にリセットしましょう!
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Profile
高宮カルラ
長年にわたりライター・編集者として第一線で活躍。風水、奇門遁甲、タロットなどの占術をはじめ、美容、料理、健康、漢方や鍼灸といった東洋医学や心理学、神事や精神世界まで、日本のライフスタイル全般に関わる書籍制作に携わる。各分野の専門家など3000人を超える取材と自身の実践を重ねる中で、人の幸せや運気は浄化(お清め)の習慣によって大きく左右されることを体感。心身の不調やストレス、邪気、穢れ、悪運を取り除くことで、本来の自分らしさとツキが自然に戻ってくることを確信する。その具体的な方法を多くの人に伝えることを使命とし、開運ライフアドバイザーとして本格的に活動を開始。本書は初の著書となる。
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