仕事と食事の間の余白時間 “アペリティーボ” で胃と心を開く ― 美術家 宮山香里さん、クリスティアン・ボッフェッリさん
1月30日に発売した『暮らしのおへそ Vol.41』より
一部抜粋してお届けします
夕暮れどきに一杯のお酒でひと息入れるアぺリティーボは
イタリア人の「おへそ」。このひとときが
日々の暮らしに豊かなリズムをもたらします。

夕方になるとダイニングに家族が集まり、一杯飲みながらおしゃべりがスタート。クラッカーにリコッタチーズ+黒にんにく、エシャレットやみょうがを添えておつまみに。
美術家として日本とイタリアの二拠点で活動する宮山香里さんと、クリスティアン・ボッフェッリさん夫妻。窓から多摩川をのぞむ開放感たっぷりの住まいに、娘の桔花ちゃんと3人で暮らしています。ふたりは2012年にブラジルでの版画プロジェクトで出会い、2年後に結婚。その2年後に桔花ちゃんが誕生しました。夫婦に共通しているのが「異なるもの」を受け入れる柔軟性と寛容なまなざし。
「イタリアと日本を行き来しているうちに、足並みを揃えるのが正解ではなく、違うのが当たり前、違うから価値がある、と思えるようになりました」という宮山さん一家の「おへそ」は、イタリアではポピュラーなアペリティーボ(食前酒)と呼ばれる習慣です。
一方、ひとりのアペリティーボも自分自身に立ち返る大切なひととき。宮山さんは、夕飯の支度をする前に、キッチンの片隅で生ハムとワインを。仕事や母親の役割からも解放され、自分に戻る時間です。ボッフェッリさんはビールと「じゃがりこ」が定番。自身のスタジオで頭のなかを整理します。
人が集まる日は
ポレンタやピザでおもてなし

人が集まることも多い宮山家。ボッフェッリさんの故郷、北イタリアの郷土料理、ポレンタ(とうもろこしの粉を炊いたもの)や、手作り生地にトマトソース、玉ねぎ、チーズをのせて焼いたピザが定番のおもてなし。
『暮らしのおへそ Vol.41』より
photo:砂原 文
この続きは発売中の
『暮らしのおへそ Vol.41』
をぜひご覧ください。
Profile
宮山香里 / クリスティアン・ボッフェッリ
宮山さんは慶應義塾大学卒業後、ミラノのブレラ国立美術大学へ留学。イタリアを拠点にアート制作、海外の展覧会に多数参加。ボッフェッリさんはブレラ国立美術大学卒業後、世界各地で滞在制作や展示を行いつつ、 知的障害者や精神疾患者の創造活動を促す協同組合「L.P.K.工房」を仲間と設立。現在は、9 歳の娘を育てながら、夫婦ともに美術家として日伊の二拠点で活躍中。
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