母の日のプレゼントにも!『おしゃれの道しるべ』発売中です
皆さま、こんにちは。「暮らしとおしゃれの編集室」編集人のウメダです。大型連休が明けて、昨日からクールビズという会社も多いようですね。私も連休中にクロゼットを春夏仕様に変えました。
一田さんのブログでもお知らせしてくださっていますが、4月21日にナチュリラ別冊『おしゃれの道しるべ』という本を発売しました。著者は『大人になったら、着たい服』でも人気の鵜飼弘子さん。”大人服”では、第2号の表紙になっていただいて以来、数々の企画で取材をさせていただいています。
愛知県蒲郡市でセレクトショップ「SUSCON(サスコン)」を開いて38年。私たち取材スタッフも「サスコン」に伺うたびに、鵜飼さんからお洋服をすすめてもらったり、コーディネートのアドバイスをもらったりするのを楽しみにしています。けれど、この本をつくるときに、鵜飼さんはこんなことをおっしゃいました。
「私にとって、おしゃれは仕事でもあるし、生きるエネルギーでもあります。でもね、単にコーディネートのコツを紹介するだけではつまらないかもしれない。おしゃれして、背すじを伸ばして店に立つ私の裏には、日々の暮らしもあるし、山あり、谷ありで歩んできたこれまでの道もある。そんなことも隠さず、リアルに紹介したほうがおもしろいんじゃない? もちろん、年齢も隠さず書いてくださいね(笑)」
というわけで、この本は鵜飼さんの日常を追いかけて、リアルなスナップ満載の一冊となりました。ご自身のお店で、休日を過ごすカフェで、東京で髪をカットするシーンまで! ご本人の許可も出ているのでこの際、年齢も書いてしまうと、御年75歳。シルバーヘアを格好いいショートカットにして、足元は白いスニーカーやアンクル丈のブーツ。「ヤエカ」の七分丈パンツを颯爽とはきこなす姿は、とても70代には見えません。
「歳をとると『今』を取り入れる分量がだんだん少なくなってきます。でもなくなってしまってはダメ。自分なりの定番が増えていっても、その中に何割か「今」を入れていく。(中略)歳をとって、失うものもあるけれど、あきらめちゃうのはイヤですね。ずっと自分らしく生きていきたいと思うんです」----(「ヤエカ」デザイナー・井出恭子さんとの対談の中の鵜飼さんの言葉)
歳を重ねても、自分らしく生きていく。そのときに”おしゃれ”が生きる力になる。
そんなメッセージを多くの女性に受け取っていただきたいと思っています。実は、もうすぐ訪れる「母の日」に、実家の母にもプレゼントする予定です(笑)。私の母は鵜飼さんより更に年上ですが、いくつになってもおしゃれを楽しんでもらいたい!
最後に、この『おしゃれの道しるべ』の内容をダイジェストで見られる動画を作りましたので、貼り付けておきます。ぜひ、ご覧くださいね。
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