装飾や塗装を削ぎ落したヴィンテージのテーブル

今日のひとしな
2016.02.17

~レクトホールより vol.17 ~

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デイリー連載「今日のひとしな」コラム第17回の今日は、レクトホールで取り扱っているアンティークテーブルについてご紹介します。

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①写真中央:アンティークデスク(フランス)

 

時代はいろいろですが1940年前後のものが一番多いので、厳密に言うとヴィンテージです(一般的には100年経ったものがアンティークと呼ばれます)。

古いものに抵抗がある方もいらっしゃると思います。私も清潔感に欠けていたり、時代性を強く感じるデザインは苦手です。

レクトホールでは、ほとんどの家具のペンキを剥離(はくり)して素の状態にします。塗装を落としても、元の木にはちゃんと時間が経った独特の質感は残っています。そのあと、ワックスやオイル、ツヤのない透明な塗料を使用して仕上げて行きます。取っ手をシンプルなモノに交換することもありますが、それ以外デザインを加えることはしません。

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②アンティークテーブル(フランス)


汚れと装飾をできる限り削ぎ落とすため、きちんとクリーンナップ&メンテナンスをして店頭に並べます。清潔で簡素、唯一の質感である家具に生まれ変わらせたいのです。新品の素材で作ろうと思っても、この存在感は決して出せるものではありません。懐かしいという感覚よりも、時代を超えてきた家具をリスペクトしつつ、斬新、新鮮に感じられるような美しさを届けたくて、そこにレクトホールらしさがあると思っています。

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③アンティークテーブル(フランス)


「時を経たぬくもり」だけを残して、あとはきれいに生まれ変わらせ、また必要としてくださるお客様の元へ。永く日々を彩る家具として、お役に立てますように。

 

アンティーク & ヴィンテージ テーブル
①デスク フランス ¥90,000+tax
②テーブル フランス ¥110,000+tax
③テーブル フランス ¥100,000+tax

RECTOHALL(レクトホール)

クリーンでジェンダーにとらわれない服、装飾や汚れをそぎ落とし、シンプルで清潔感のある仕上がりを目指したアンティーク家具、個性が光る作家ものの器などを扱うショップ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの廣田佐知子さん。

東京都渋谷区恵比寿南2-15-6 greenhills GF  TEL 03-3716-1202

12:00~19:00 月曜定休  http://rectohall.com

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