体を支える塩と油、どう選ぶ?どう使う?(後編) 「白崎茶会」白崎裕子さん
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日本人は海とともに暮らし海塩のミネラルで健康を維持してきた民族。流行りの健康法の前に、まずは塩、なんです。
「たいていのものは塩と油からできていますからね。マヨネーズだってカレールウだって、冷蔵庫にあるストック調味料はほとんどそう。」
白崎さんが教えてくれたのは、混ぜるだけ、置いておくだけ、10分できるストック調味料。ヘルシーな材料で作っても、コクがあり、どれもおいしいのに驚きます。たとえば…コチュジャン。甘酒を使えば、添加物なしのおいしいコチュジャンが、簡単にできてしまいます。
甘酒と唐辛子を混ぜるだけのコチュジャン
材料(作りやすい分量)
〇甘酒(濃縮タイプ)…1/2カップ 〇一味唐辛子…大さじ1~1と1/2 〇海塩…小さじ2
<作り方>すべての材料を保存瓶に入れて混ぜ合わせ、常温でひと晩おけば完成。冷蔵庫に入れておけば3か月保存できる。
「料理だって、おいしい塩、おいしい油でつくれば、余計な味付けをしなくてもおいしくできるんです」塩と油を見直すことは、食卓まるごとがおいしくて安全なもの変わる、キッチン革命なのかもしれません。
白崎さんおすすめの塩。右の石垣島名蔵湾沖の海水を釜で煮詰めた「オーサワの海水塩石垣」(オーサワジャパン)をメインに、左のシチリア島の塩田で作られる「シチリア島の天日塩」をパスタのゆで水や野菜のあく抜きなどに。
おすすめの油。右から、圧搾しぼり製法の「純正なたねサラダ油」(ムソー)、無臭タイプで使いやすい「プレミアム ココナッツオイル」( ココウェル)、ココナッツの香りがある「ココナッツオイル」(オメガ・ニュートリション)。
※白崎裕子さんのストックレシピは『まずはからだを、整える』(主婦と生活社)に詳しく掲載しています。ぜひご参考に。
暮らしのおへそ実用シリーズ『まずは、からだを整える』より photo:寺澤太郎
Profile
白崎裕子
神奈川県・葉山市でオーガニック料理教室 「白崎茶会」を開く。「かんたんデザート」(WAVE 出版)「白崎茶会のかんたんパンレシピ」(学研パブリッシング)など著書多数。http://shirasakifukurou.jp/
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。