「MAWA(マワ)ハンガー」でクロゼット改革
松が明けて、そろそろ日常生活が戻る頃。年末にきれいサッパリ片づけた部屋が“いつもの部屋”に戻る頃でもあります(笑)。そこで、今週の特集は<収納>をテーマにお届けします。
昨年末に自宅の引っ越しをした編集人のウメダ。約78㎡のマンションから58㎡のマンションへと、20㎡ほど居住空間が小さくなりました。「なぜ、小さな住まいへ引っ越したのか?」は、改めてお話しするとして、住まいに合わせて持ち物も収納法も見直さなければ、引越し荷物が新居に入りません! 目指すは“コンパクトだけど、気持ちのいい暮らし”。プライベートな話で恐縮ですが、ウメダ自身が試行錯誤した記録をここにレポートしたいと思います。
引越しが決まって、まず手をつけたのが洋服とクロゼットの収納です。仕事がら毎シーズン、素敵なお洋服を目にする機会が多く、パンパンに膨れていたクロゼットから段ボール4箱分の服や小物をフリマに出品。さらに全てのハンガーをドイツ製の「MAWA(マワ)ハンガー」に入れ替えました。
「MAWA(マワ)ハンガー」については、この「暮らしとおしゃれの編集室」で引田さんの記事を取り上げたときから、興味を持っていました。スリムで洋服をかけてもズレ落ちない「MAWA(マワ)ハンガー」は“コンパクトな暮らし”にピッタリ。何より同じ種類で揃っていると、見た目のすっきり感が違います。
「MAWA(マワ)ハンガー」を購入する際に悩んだのが種類とサイズです。とにかく沢山のバリエーションがあるので、わが家に必要なものを選び出さなければなりません。ご参考までに私がどのようにハンガーの種類やサイズを選んだのかというと、まずはハンガーにかける服を決め、その数を確認しました。
1)シャツ&薄手のアウター:襟つきが多いので「シルエット36F」20本
2)パンツ:裾部分で挟むとウエストの重さでパンツの折り目がキレイに保てる「 ズボンツリ」5本
3)スカート:クリップ位置を左右に移動でき、しっかり挟める「クリップ30」10本
4)コートなど厚手のアウター:肩の厚みを支える立体構造で、重いものもかけられる「ボディフォーム38」5本
わが家ではニットやカットソー類はハンガーにかけず、畳んで引き出し式のケースに入れるため、肩先がカーブした「エコノミック」は必要ないと判断しました。
サイズについては、一部のサイトでレディス用となっている「41」は日本人女性には大きい場合がある、という口コミ情報を見つけたため、これまで使っていたハンガーのサイズを測り、”シルエット”は36、“ボディフォーム”は38を選択。実際に比較すると中肉中背の私にはぴったりでした。
厚みを比べるとこんな感じ ↓
パンツやスカートを挟むクリップタイプを比較するとこんな感じ ↓
ちなみに、夫用には「シルエット41」(軽量アウター&シャツ用)と「ボディフォームバー付き42」(スーツのパンツを通せるようにバー付き)を購入。41、42はレディス用という記述も見かけたのですが、こちらもこれまで使っていたハンガーサイズを確認して近いサイズのものを選びました。
実際にクロゼットに吊るしてみると、、、。
我ながら地味なワードローブですね、、、。そして前後左右ビッチリ。もうこれ以上は入りません!
とはいえ、全てのハンガーの色と形が揃っているのでバーの部分がスッキリ! では、「MAWA(マワ)ハンガー」恒例のアレをやってみます! 左右のハンガーをギュッと寄せると、、、
ハイ、空間ができましたー。ギュッと詰まっていても、こうして寄せれば取り出しやすくなります。とはいえ、このままではギュウギュウ過ぎるので、もう一歩の断捨離が必要ですね。
パンツを吊るすクリップは以前のものに比べると、3cmほど高い位置から吊り下げられます。わが家のようにプラスチックケースを下に入れる場合には、この数cmが有難い!
セーターやカットソーなどは、ハンガーの下と左側に置いた引き出し式プラスチックケースに。
一方の引き出しを開けると、もう一方は開きません(笑)。遊びの空間ゼロ!
上から厚手のニット、薄手のニット&カットソー、ソックス&タイツ、一番下が巻物やニット帽などの小物類です。
夏のストローハットは扉の上に突っ張り棒を渡して吊り下げました。この際、使える空間は全て使い尽くしますよー。
ベルトや冠婚葬祭用の小物、毛玉取りなどは、ひと回り小さいケースにまとめて。
これまで使っていたハンガーは全て処分。かなりの量になりました!
今回、ハンガーを総入れ替えすることで、自分のワードローブも改めて点検することができました。シャツは何枚、パンツは何枚、スカート何着、、、。「ハンガーの数=クロゼットに入れられる数」なので、今後は新しい服を1着買ったら、何かをひとつ手放さなければなりません。すると必然的に、ワードローブに今、何が必要で何を手放せばよいかを考えるように。収納と同時に、これからの衣服計画を考えるよいきっかけになりそうです。
収納特集vol.1 はいかがでしたでしょうか? いつもより“おしゃれ度低め、実用度高め”ではありますが、私自身が自宅の収納を考えたとき、何より参考になったのが、実際の様子をリアルに伝える実例記事や、ご本人が綴ったブログやインスタの写真でした。達人達には遠く及びませんが、同じような悩みを抱える方の参考になるように、明日以降もリアリティ満載な写真でお伝えする予定です(笑)。ラインナップは以下の通り。どうぞ、お楽しみに!
収納計画vol.1 クロゼット編(1/8更新)
収納計画vol.2 キッチン編(1/9更新)
収納計画vol.3 玄関編(1/10更新)
収納計画vol.4 洗面所編(1/11更新)
収納計画vol.5 書類、小物編(1/12更新)
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