大人暮らしのインテリア。いつも座る場所【前編】

「大人暮らしで見直した10のもの」1週間特集
2018.03.05


先日発売された本「大人暮らしで見直した10のもの」では、素敵な先輩方に「いつも座っている場所」を教えていただきました。窓からの景色が見える特等席、落ち着いてお茶を飲める場所……。今日はその一部をご紹介しますね。

「ここからの眺めに飽きることはありません」
堀井和子さん

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ダイニングテーブルの窓が見える席が堀井さんの定位置。窓の外、眼下には都会の森が見え、遠くには山の稜線も見えるナイスビュー。夫婦揃ってここで仕事をすることもしばしば。北欧の家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーのYチェアは、何十年も連れ添っている相棒。どんなに長く座っても、疲れません。


「立てなくなる確率大の、くつろぎシート」
「hal」店主 後藤由紀子さん

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床に腰を下ろして円卓を囲み、おしゃべりをして……が、後藤家スタイル。「無印良品」で買った座椅子はひとつしかなく、いつも取り合いになります。朝、家族が起きてくる前のほんの一瞬が、後藤さんの“座椅子” タイム。背もたれに体をあずけ、お茶やコーヒーを飲みながら今日1日の流れをシミュレート。

 

「頭の中が混乱してきたらお茶を飲み、ひと呼吸」
「ギャラリーフェブ」 引田かおりさん

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ボーエ・モーエンセン、ハンス・J・ウェグナーがデザインしたものなど、いわゆる名チェアが並ぶダイニングテーブルは、やはり家の中心。「夫婦揃って椅子好きなので、違う椅子を並べて楽しんでいます」。ちょっとした隙間時間があると、お茶を淹れて小休止。引田さんがくつろいでいると、愛犬トトがふわっと近くにやってきます。

「座席指定はなし。その日の気分で選びます」
料理家 飛田和緒さん

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ベンチシート、肘かけ椅子、ダイニングチェアと、いろいろな種類の椅子が並びますが、3人家族で定位置はなし。「誰かがその日の気分で座る位置を決めたら、ほかの人はあいている席に。ふたりだけで横並びということもあります」。食器棚とともに家具店にオーダーしたテーブルも特に配置を決めず、縦にしたり、横にしたり。

 

→後編へ続きます

←連載「大人暮らしで見直したもの」はこちらから

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