重版出来!『暮らしのおへそ』Vol.25特集 ②モデル 結城アンナさんのおへそ
『暮らしのおへそ』Vol.25の重版出来企画として、特に人気があった方のおへそ(=習慣)を4日間にわたってお届けしていきます。
①料理愛好家 平野レミさんの「おへそ」はこちらから。
『暮らしのおへそ』とは?
女優、作家、カフェ店主、お坊さんから主婦まで、
有名無名にかかわらず、様々なジャンルの方の習慣を「おへそ」と呼んで紹介する本。習慣を紐解けば、その人の暮らし、こだわり、生き方が見えてきます
特集2日目は、俳優・岩城滉一さんの奥様でもある
モデルの結城アンナさん。今年、63歳。
これからまた、新しい気持ちで
自分の人生をスタートさせるつもりなのだそう。
どんなおへそがあるのでしょう?
何歳になっても反抗期なんです。
決まりごとが嫌いで、
形があるものは壊したい。
私は私であればいい、と思っています。
今年63歳。ありのままに。
「自分ができることを、全てやってみたいと思っているんです。
空いた扉があれば、入ってみたいし、見てみたいの」と目を輝かせます。
髪は染めずにグレイヘアに
30歳後半から白髪が増え始め、
ずっと染めていたが、
50歳頃から思い切ってやめた。
気持ちが軽くなってスッキリ。
肌色をきれいに見せてくれる上、
ブルーやピンクなど
明るい色が似合うようになった。
かわいいエコバッグに夢中
Tシャツとジーンズのようなカジュアルなコーディネートが好き。
ただしシンプルになりすぎないように、色や素材、テイストを
ミックスさせるのがアンナさん流。かわいいエコバッグを差し色に。
夫にもらったブレスレッドを欠かさず
アクセサリー選びの基本は、洋服とは真逆にデザインを選ぶこと。
カジュアルな服には必ず本物を。唯一肌身離さずつけているのは、
夫である岩城滉一さんからもらった「カルティエ」のブレスレッド「トリニティ」。
足元は歩きやすさ第一
靴は大好きだが、ハイヒールのせいで足が痛くて
イライラすることは避けたい。最近では、散歩や、
スーパーへの買い物などにはスニーカーが中心に。
これは「ニューバランス」のベージュ。
優雅で素敵なマダムなのかな?と思いきや、
山あり谷ありの人生を乗り越えてきたアンナさんは、
ロックなスピリッツを持った方でした。
誰に何を言われようと、自分は自分。
そんなところが、岩城さんともぴったり!
「私は早寝早起きだけど、彼は夜中まで飲み歩くのが好き。
でも、いいんです。時々一緒に庭仕事をして、お茶を飲む。
今、一日一日がすごく大切で愛おしいですね。
やっとここまでこられました。いろんな経験をしたからこそ、
歳を重ねることって、素晴らしいと信じられるのだと思います」
結城アンナさんのおへその続きは
『暮らしのおへそ』Vol.25でたっぷりとどうそ!
『暮らしのおへそ』Vol.25 コンテンツはこちら!
女優 石田ゆり子さんの3つのおへそ
「私が大事にしていることは、何気ない毎日に溶けこんでいる小さなことばかり」と語る石田さん。日々の暮らしのなかで大切にしている3つのおへそ(=習慣)とは?
料理愛好家 平野レミさん
レミ語録には、ハッとする真実が含まれてました。
絵本作家 ヨシタケシンスケさん
ものは考えよう、探しよう。
東京・多摩境で人気のベーカリー
「チクテベーカリー」店主 北村千里さん
本当にやりたいことに向き合うために
必要なのはいつでも「余力」を残しておくこと。
ラジオパーソナリティ クリス智子さん
自分の中に
無意識に流れてくるものの存在を大切にする。
料理家 有元葉子さん
レシピを見ないで作れるようになりましょう。
でないと、料理が
“自分のもの”になりませんから。
東京・三軒茶屋で人気の雑貨屋さん
「klala」店主 滝沢緑さん
徳島の人気カフェ
「ろうそく夜」店主
元木康幸さん、ともよさん
「あんざい果樹園」園主
安斎一壽さん、安斎久子さん
主婦 高橋麻樹さん
禅僧 南直哉さん
人生後半を心穏やかに生きるヒント ほか
text:一田憲子
photo:宮濱祐美子
Profile
結城アンナ
1955年スウェーデン生まれ。1965年に両親と初来日。1971年より日本に定住する。ファッション誌、CMなどでモデルとして活躍した後、俳優、岩城滉一さんと結婚。近年はイラストレーターとしても独自の世界を展開。60歳を迎えてから、本格的に芸能活動を開始し、活動の場を広げている。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。