【香菜子さん連載】vol.29 年末年始のお楽しみ【年末・後編】
香菜子さんがお正月のために準備するもののひとつが、ポチ袋。親戚の子供たちに渡すお年玉だって、小粋な袋に入れて渡したいですものね。
そこで今年、香菜子さんが用意したのがこちら。老舗「いせ辰」で見つけた江戸千代紙です。大人っぽいのにかわいらしさがあって、さすがのセレクトですね。この12×12cmサイズの千代紙を、ポチ袋に仕上げていきますー。
まず、このように端が少し重なるように2か所折り、重なる部分にノリをつけます。
貼り合わせると、このような筒状に。
さらに上下1cmくらいずつを折って……
両端を斜めに切り落とします。
1cm折り曲げた部分の片方のみを切り落とし、残ったほうにノリをつけて……
本体に貼り合わせると、袋状に! これで出来上がりです。
2枚目からは、すでに完成したポチ袋の大きさに合わせて折るとスムーズ。形もきれいに揃えられそうですね。
こんな感じで仕上がりました~。格好いい!
「表側に小さな白い紙を貼って『○○ちゃん』と名前を書いてあげると、とても喜んでくれるんです。正直、毎年の出費は痛いですが(笑)、自分もポチ袋作りを楽しんじゃうことで、お年玉をあげるのが楽しみになります」
ちなみに、ぜんぜん関係ないのですが、さっきから手元を撮影していて「かわいいなー」と目が釘付けだったのが、香菜子さんがつけていた細~いリング。ちょっと見せてもらってもいいですか?
「お、気づいていただけましたか! じつはこれも、新年に向けて新調したものなんです」
アップで撮らせてもらうと、より華奢さがわかります。こんな素敵なリング、どこで見つけたんですかー?
「じつは、娘に教えてもらった近所の300円アクセサリーショップで買ったんです。なんと、3つで300円!」
ひえー!!
最後の最後まで、香菜子さんのお買い物上手っぷりに驚愕させられた2018年でした。
この続きは、年明け1/2からお届けする予定ですよ。お楽しみにー。
今年も一年、連載「香菜子さんの日々にピタリなもの」にお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。来年も香菜子さんと一緒に、たくさんの「日々ピタ」をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします!
Profile
香菜子
モデル、イラストレーターとして活躍する傍ら、ホテル備品をイメージしたプロダクトブランド「ヴィルヘルムス」を主宰。著書『香菜子さんの服えらび。』(主婦と生活社刊)も好評発売中。
https://vilhelms.thebase.in/
Instagram「@hotelvilhelms」
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