鶴田真由さん主演、舞台「チノハテ」が7月6日(木)より上演

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2023.06.16

女優の鶴田真由さんが6年ぶりに舞台に出演するNana Produce「チノハテ」が、7月6日(木)より16日(日)まで、赤坂RED/THEATERにて上演されます。
本作でVol.20となるNana Produceの作品で、これまでにも舞台「まるは食堂」など、上質な舞台作品が上演されています。

今回、作・演出を手掛けるのは、ONEOR8上演作のすべての作・演出を手掛け、舞台「サザエさん」の脚本・演出や映画「箱入り息子の恋」の脚本などで、幅広く活躍している劇団ONEOR8の田村孝裕氏。この「チノハテ」で描くのは、日本から遠く離れた海外のどこかに逃げ暮らす、とある日本人家族の物語です。

決して裕福とは言えずとも、現地の人々に馴染みながら暮らしてきた一家に、忍び寄ってくる暗い影――。彼らはなぜ日本から逃げたのか、この遠く離れた地では日本はどのように映るのか。やや歪にも見える人間関係を丁寧に描き、家族らに突き付けられた銃口のように、外から見える日本の姿を私たちに突きつけてくるかのようです。


私たち家族はどこまでも逃げる、はずだった
チノハテから見る日本は美しくて汚れていた

【あらすじ】
日本から遠く離れた、田舎町の古びた平屋で暮らす5人の日本人家族。母はマリア(鶴田真由)、父はホセ(寺十吾)、子どもらはテオ(松島庄汰)、ルイ(池岡亮介)、サラ(竹内夢)と、それぞれに現地人のような呼び名を持ち、裕福ではなくともこの場所での暮らしに平穏に馴染んでいるように見えた。ある日、家族の元へ地元民のアントニオ(浜谷康幸)が、この街に訪れる危機を知らせにやってきた。さらに、日本人の麻生(依田啓嗣)もやってきて、家族らにある仕事を持ち込んでくる。それは、家族にとってここでの暮らしが終わりに向かい始める合図だった――。

昨今、巷で騒がせているニュースにも海外逃亡などを思わせるものが少なくありません。「チノハテ」で描かれる物語は、絵空事だった現実がある種のリアリティをもって目の前に迫ってくることでしょう。その時、日本を新しい視点で眺めることができるかもれません。ぜひ劇場で、あなたの目に映る日本を確かめてみてください。

【鶴田さんからコメントもいただきました!】
世界のブラックホールに落ちてしまった人たちが、どうすることも出来ない渦の中で苛立ち、ぶつかり、思い合いながら、物語が展開していく。可笑しさと切なさが入り混じって、人間の「性」が浮き彫りになり、ぐちゃぐちゃになって、苦しみながら夢を見る……。この人たちはいったい「チノハテ」でどんな景色を見るのだろう? そこにあるのは温かさか冷たさか。どうぞ確かめにいらしてください。

 


 

「チノハテ」

2023.07.06THU - 16SUN
赤坂RED/THEATER

公式サイト:https://nanapro.tokyo/
キャスト:鶴田真由、松島庄汰、池岡亮介、竹内夢、浜谷康幸、寺十吾、依田啓嗣
作・演出:田村孝裕(ONEOR8)
舞台監督:金安凌平
照明:青木大輔
音響:岩野直人
美術:田中敏恵
演出助手:畑田哲大
舞台衣装:上岡紘子
宣伝美術:Shingo Kurono
宣伝撮影:Masa Hamanoi
宣伝ヘアメイク:CHIHO HATAE
宣伝スタイリスト:杉本仁
票券:Mitt
企画・製作:Nana Produce
宣伝衣装協力:Maison MIHARA YASUHIRO
協力:アミューズ/オスカープロモーション/オフィスマイティー/ゴツプロ!/ザズウ/舘プロ/tsumazuki no ishi/ふくふくや/ レプロエンタテインメント/ワタナベエンターテインメント/ONEOR8 (五十音順)

お問い合わせ:090-7209-4089(平日10:00~16:00)、nanapro@docomo.ne.jp / Nana Produce
チケットお問い合わせ:03-6265-3201(平日12:00~17:00)/ Mitt

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