京都「futana」新しい形で動き出してから初のポップアップ開催です
皆さまこんにちは、京都「futana」の土井です。
今年はだいぶんと早くに夏が始まり、例年以上に酷暑が続いたこともあって、前回こちらでコラムを書かせていただいた2月がとても遠い出来事のように感じられます。あれから本当に瞬きほどの春があったあと梅雨を押しのけて舞い降りた夏。
その後、本当に涼しくなるのかドキドキしておりましたが京都もようやく涼しくなって参りました。朝夕の虫の声と心地よくそよぐ風にほっと胸をなでおろしております。
皆さまお体お変わりあられませんでしょうか。
その後、お話させていただいた「Vlas Blomme」さんでのお手伝いが始まり半年余り。昨年までとは少し違う時間の使い方で、昨年までとかわらず毎日洋服に触れる中で新しく感じたり発見したり、再確認したり気持を深めたり。お読みいただいている皆さまにお伝えしたいことが山ほど! 何からお話したらよいかしらとあれこれ夜長に想いをはせつつ……。
でもでも、今日は実はそのお話ではなく、来月開催させていただくfutana pop upのお知らせをさせていただくべく参りました。新しい形で動き出してからの記念すべき第1回目の pop up「移動式futana」!
昨年12月に実店舗を締めくくる前から、「2025年の間に一度は皆さんにお会いできる時間・場所を準備したいです」とおまじないのように繰り返しくりかえし唱えていていたのですが、いよいよそのお知らせをさせていただける日がやってきました!
うれし、うれし!
実店舗の時と変わらず、長くつかってゆきたいもの’'futana土井が好きなもの'を軸に、洋服をはじめ靴や帽子、かばんや靴下や布小物、時代を経て使い続けられている道具やそれから美味しいお菓子たちをご覧いただける6日間のお店をopenいたします。
その中に、皆さまが惹かれたり探していたり心が求めるものがあったらいいな、いいな。
よろしければ秋が少しずつ深まる京都西陣へ、お散歩の足を延ばしてお立ち寄りいただけましたら幸いです。皆さまと同じいろ、風、音、かおり、かたちを感じさせていただけますように。
と、気持ちばかり前に走っておりますが、ここで今回のpop upでお取り扱いさせていただく作り手さんやお店さんをご紹介させていただきたいと思います。駆け足ですがご覧いただけましたら幸いです。
GUPTIHA
昨年実店舗futanaでもpop upをしていただいたGUPTIHA(グプティハ)。インドの素材でインドの技を用いインドならではの生地を作り出すにとどまらず、ヨーロッパの素材でインドの技を用いたり、この先更に新しい生地をもうみだされるかもしれません。お話を聞くたび刺激をいただいたり今の物づくりの一幕を学ばせていただいています。第一回目の移動式futanaでは、がしっと安定感のある生地でのセットアップやコートをはじめ、軽く心地よいシャツやワンピースも少しご用意いただきます
TORICI
土井の一年の中でTORICIを着ないシーズンはどこにもありません。毎シーズンずっとTORICIにお世話になりどおし! 今回もシンプルベーシック、土井が好きなものをご用意いただきます。
AIR ROOM PRODUCTS
どんな時もいつも通りで、ふっと日常に溶け込むシャツやカットソー。実店舗で毎年していただいていたpop upと変わらず安心感いっぱいのシャツと秋冬に欠かせないヤクシリーズをご用意いただきます。
dansko
自転車でも歩きでも ぱっとさっと履いてそのまま今日の行動を可能にしてくれる土井の大切な楽らくお助け道具danskoさん。第一回目の移動式では定番はingridと、その他シーズンものをご用意いただきます。
Niki.du.poulain
いつもカジュアルな土井が、いつもと少し違う雰囲気になりたいと思う時にそっと引き出しを開けて取り出す、とっておきの“かわいい”。作り手・リエさんをそのまま投影したような、かわいくて楽しくて 選ぶうきうきが詰まった作品たちをご用意いただきます。
higurashi
たっぷりたくさん入るマグカップ、食べたい物を全部盛り付けられるサラダボウル、大好きな果物を小高く詰めるコンポティエ。higurashiさんのアンティークは、私の毎日を支えてくれる実用道具です。見立てをお任せし、ベーシックなフレンチアンティークと少しのイギリス小物をご用意いただきます。
Nouvelles du Paradis
一日の中で何度も着替えを必要とする汗かき土井のインナー事情をまるっと支えてくれているカットソーをはじめ、毎日のようにはいているデニムや汚れを気にせず着られるワンピースなど、土井のケの日を支えてくれるParadisさん。今年もテレコカットソーをはじめガラ紡タートルとデニム、そして毎日がしがしデイリーユースの嬉しいパンツをお届けいただきます。
Vlas Blomme
お手伝いさせていただいていることもあって一層その汎用性の高さを目の当たりにするVlas Blommeさん。KYOTO店にある全部全部を並べられたらと思うのですが中でも外せない土井の ’絶対にこれは’を届けていただきます。
KURI BOTELLA
京都とフランスを拠点に活動されている寄神さんとのやりとりは、行ったことのないフランスの景色をふわりと思いおもいおこさせてくれる不思議なひととき。秋冬がくるたび楽しむウロコタイツやタンポポタイツはお出掛け用の楽しみで、’引っ掛けたり汚したりしないように気を付ける小物 '引き出しに入れています。土井が好きなテキスタイルの靴下とタイツを届けていただきます。
mature ha.
陽よけ、寝ぐせ隠し、伸ばし途中の髪の毛ごまかし。mature ha.さんの帽子はかぶるだけで土井が外に出られるようにしてくれる小さな魔法のようです。今年の移動式ではカジュアルなニット帽を中心にベレーを少し届けていただきます。
MARTAU.
鞄もお洋服も小さな作品も、いろいろなところからひっぱりだこのお二人の作品。今回お忙しい中わがままを言って鞄を数点作っていただきます。
yofune
futanaをはじめる前に手にした作品も、futanaをはじめてから手にした作品も、いつもかわらず私のからだの一部となってくれています。今回土井が好きなモチーフを中心に、詩織さんにお任せして装身具を作っていただきます。
キムラヒデミ菓子舗
食べることもつくることも好きなひでみさんが作るお菓子は、とても実直だなぁと思います。思わず手が伸びる奇をてらわないシンプルなお菓子。今回お任せで数種の焼き菓子を作ってきてくださいます。食べるスペースもございますのでその場でのイートインも皆さま是非。
yoake
見るたびに気が遠くなりそうなほどのステッチに驚き、yoakeさんの'これがいい''こうしたい'という思いを随所に感じるあたたかさを感じる布小物。今回お任せでの布小物をお願いしております。
と!
作り手さんお1人おひとりについてもっともっと、たくさんのことをご紹介したいけれど、それは来ていただいた時のお楽しみとしてとっておきたいと思います。
在店してくださる作り手さんもいらっしゃるので、ならではのお話も皆さま是非聞いてみてください。
移動式futana Vol.1
’Things in my home '
●日時
2025年10月24日(金)~29日(水)
10:00~17:30
※最終日29日は14時にclosedさせていただきます。
●会場
「スペースたて680」
京都市上京区寺之内竪町680
※最寄り駅は市バス停留所堀川寺之内です◎。京都駅からは市バス9番が出ています。
会期中はご予約不要でございます。皆さまのタイミングの良き時にお立ち寄りいただけましたら幸いです。また、お越しいただけます場合には皆さまお手数ではございますがエコバッグをお持ちいただけますと幸いです。実店舗の頃から貯めていただいているエコポイントも引き続きおためいただけます。
その他、何かご不明点などありましたらinfo@futana.shopまでお気軽にお問合わせくださいませ。随時お返事させていただきます。
あらためまして秋深まる心地よい季節。
皆さまにお会い出来るのを楽しみにしております。
futana
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